20200215-16 延岡研修会伝達
講師:木野本誠先生 小野剛先生
今回は「臨床推論に基づく片麻痺の評価と治療~姿勢制御と上肢・手に対する介入~」に粱根君と二人で参加してきました。
講義・ライブデモンストレーション・ビデオケーススタディ・実技と、内容も勿論ですが… 木野本先生と小野先生(どちらもAC-candidate)による講習会!ホント、贅沢すぎます~~🎉 一部「ここから伝説が始まる…⁉️」って噂から、受講生も全国津々浦々!! 完全に定員over😳
(それなのに受け入れてくれた遠田くん special thanks♪)
臨床推論の位置づけ
・個々にボバース概念を発展させ、セラピストとして成長するために欠かせない
・適切(効率的)な治療介入に必須
・個々人に対応するための基盤
今回はケースを通じて、改めて臨床推論について考える機会となりました。バイアスを外し、成功体験を積み重ね、知識を深め、良いディスカッションをすることで、もっとhandling skillを磨きたいと思います‼️
個人的な学習point
・COMを高くすることは、位置エネルギーを上げるだけでなく動的安定性にも寄与する
・kinetic-chainの観点から、足の安定性が大切なので治療的「foot first」
(同様の考え方なら「hand→scapular first」)
・(下腿三頭筋粘弾性低下・短縮ケース)臥位で足内在筋の情報を増やすためには、足関節0°だと外在筋がストレッチされるので底屈位でやる方が良い
・steady stateは姿勢制御の土台、passive system大事!!
・(治療だけでなく)臨床推論にも、空間的課題と時間的課題の考慮が必要 (リズムやタイミング)
・(デモやプレゼンなどを見ている人は)予想なしに見ても覚えられない→事前に注目してほしい点を明確に提示する
・同じ言葉を何度も何度も推敲し、時流や受け手に応じて常に伝わりやすい形(伝え方・スライド)を更新する