アンティーク家具が造られた年代の決め方は・・・
先日、マホガニー材のティーテーブルの
年代についてお問い合わせを頂きました。
Handleでは、アンティーク家具の年代を
記載させて頂いていますが、
どうやって判断していると思いますか??
実は・・・
勘!
・・・ではなく(笑)
年代が記された刻印!
・・・でもなく(笑)
使われている木材の木目と製造方法。
例えば、マホガニー材と呼ばれる木材を使って
造られた家具はいろいろありますが、
現在、造られているマホガニー材の家具と、
アンティーク家具で使われているマホガニー材では、
厳密には木が違うので、
木目も質感も全く違います。
アンティーク家具で使われている
マホガニー材の中にも、
「ホンジュラス」
と
「ブラジリアン」
があるんですが、
この2つだけ見比べても全然違う~!
なので、アンティーク家具で使われているマホガニーと
現代、マホガニーと呼ばれている家具とでは、
隣に置いて見比べると、
初めて見る方でも違いが分かると思います。
まだアンティーク家具屋を始めた頃は
あまり見分けがつかなかった私ですが、
おかげさまで、これだけ数を見て、
一目見て、判断が出来るくらい
目が肥えました☆
そして、もう一つの判断基準が・・・
造り!
実は、家具って、製造方法が
造られた年代で違うんです。
また使っている釘や蝶番などの金物、
素材の違いからも年代が判断出来ます。
例えば、G-PLANやアーコール、ロイドルームなどの家具には、
製造年を表すタグや表記がされているものもありますが、
マホガニー、ウォールナットやオーク材などの
アンティーク家具には、
年代がわかる刻印のようなものはありません。
なので、証拠を出せ!
と言われると出せないので(笑)
鑑定書付きの骨董品をお求めの方には
おススメ出来ませんが、
実際に、お家に届いて家具を見てみると、
私の言っている意味が分かって頂けるくらい
アンティーク家具の木目の美しさに
納得頂けると思います。
→一目見て分かるマホガニー材の家具はコチラ
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。