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戦争後の物資不足からデザインされたビンテージのチェア
前回の買い付けで、重点的に集めていたものがあります。
それが、ビンテージチェア!
シンプルなデザインのビンテージチェアは、
一見、どこにでもありそうなイメージ。
でも、長く付き合えば付き合うほど、
使っている素材も、
さりげなくカーブしているフォルムも
現代の椅子とは、全然違うな・・・って
感じています。
やっぱり年月を経たチーク材は、
ツヤが出て、ツヤッツヤで美しい~☆
究極にシンプルなデザインは、
見た目のカッコよさはもちろんですが、
実は、大量に生産を可能にする目的も兼ねています。
第二次世界大戦後の物資不足の時代に、
コストを欠けず、
それでいて、大量に生産するために、
安価に見えない、北欧のおしゃれなデザインを真似して
英国の家具造り職人の技術で造った椅子。
なので「大量生産」と言っても
現代のシンプルな椅子とは全然違って、
手間がかかり過ぎてる(笑)
緩やかにカーブしている
背もたれの部分を見ると、
思わず
「面倒くさそうだな・・・」
と思ってしまう私には、とても造れないけれど(笑)
その面倒な作業をひと手間行っているからこそ、
60年近くたった今も
使い続けることが出来るんだろうなって感じています。
ガンバって集めまくっただけのことはあって、
倉庫の中に、満足するだけの数が集まって来た
北欧デザインのビンテージチェア。