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リモート時代に”生産性”と”柔軟さ”を。次世代経理のスタンダードを作る!株式会社Gunosy|paildユーザー企業に聞く!
こんにちは、paildサポートチームです✨
paildを活用いただいている株式会社Gunosy様にて、バックオフィスを統括されている岩瀬辰幸様、経理財務を担当されている藤本舞様にお話を伺いました。
理想の組織像は? バックオフィス業務効率化への取り組みは? ツール選定の話題やpaild活用事例に限らず、組織の横顔が見えるようなインタビューをお届けします。
現在新たな経理メンバーも募集中とのことで、転職・就職検討者の方に向けて、Gunosy経営管理部でどんな仕事ができるのか? どんなキャリアが積めるのか? というの点についてもご紹介していきます!
👉 株式会社Gunosy様のpaild活用事例インタビューはこちら
✔️この記事で分かること
・ 現在社員200名規模、Gunosyのバックオフィスチームが目指すもの
・Gunosy経営管理部の魅力とは?絶賛採用中です!という話
・ 業務効率化ツールはどう試しているのか?
・paild導入経緯の話
Gunosyバックオフィスチームの目指す姿|信頼で結ばれた強いチームへ🤝
ーー今日はお時間ありがとうございます。御社のバックオフィスについて、そしてその中でのpaild導入について、いろいろ伺っていきたいのですが、まず御社の組織編成についてお伺いしたいです。
藤本舞様(以下、「藤本」)全社としては220名程度の従業員がいまして、コーポレート本部は約20名、4つの部署があります。
我々がいる経営管理部(子会社含めた財務経理関係・法定開示の部署)、法務部(契約管理)、組織運営部(総務と情報システム関係、社内インフラとして動いている部署)、人事部(採用や労務関係)。
20名のメンバーで、全社200名分のバックオフィス業務を対応しているような形になります。
ーー経営管理部は何名いらっしゃるんですか?
藤本)上場企業の経理部としてはかなり少ない人数でやっていて、本社で私含めて正社員3名、あとはパートナー企業さんにアウトソーシングすることで、対応しています。
グループ会社関係は正社員2名、国内(清算手続き中も含む)6社と国外1社を対応する形になっています。
ーー少数精鋭で対応されているんですね。Gunosy様は会社全体で共通して持つ価値観、バリューについて、社内で浸透してらっしゃることで有名かと思うのですが、コーポレートチームとして目指す姿のようなものがあれば教えてください。
岩瀬辰幸様(以下、「岩瀬」)まず私たちとしては、「社員が生産性高く、安心して仕事ができるような環境を作る」「コンプライアンスを推進し、自社を正しく伝える」という2つのことが、コーポレートチームのミッションであるという共通認識を持っています。
コーポレートとして、単に厳しくあるというのではなくて、社員全員が楽しく、生産性高く働ける環境を整えるというのが大事だよねと。一方的にルール守ってねということでなく、話し合って建設的に、良い方向へいくということを大事にしています。
Shibuya Scramble Square/WeWork
ーーこの1年半でコロナの中でリモートワークしたいとか都心を離れたいというような社員もいらっしゃると思うのですが、変わったところ、注力されるようになったポイントはありますか。
岩瀬)リモートについては、世の中的にも進んだリモート体制を取れたかなと思っています。コーポレートもほとんど出社せずに仕事ができる体制です。
一方で、リモート化がスムーズにいったがゆえに、リアルで話す機会というのは減ったかなと思っていて。そういう中でチームや他部署の仲間と、リモート前かそれ以上に、どういうふうにしっかりと連携していくかというのはこの1年くらいの大きな課題としてあったかなと思っています。
実務的なところは解決できるんです。たとえば紙をできるだけ使わないなど、業務として詰めて行けていけばよいですから。その中で最後に残るのはコミュニケーションの問題かなというのは思っています。
ーーこの半年、これから1年、短期中期でこういうチームを目指して拡充していきたいというところはありますか?
岩瀬)私がGunosyのコーポレートチームでめざしたいのは、深い意味で信頼しあう一つのチームを作ることなんです。
大事なことは立場とか役職とかに囚われずにちゃんと言う、自分の裁量をもっているところは責任を持ってこなす。思ったことが言い合える。そんな関係性って結構難しいなと思っていて。
信頼感がないとコミュニケーションが浅くなりますし、信頼感がない中で深いことを言えば、逆にいざこざが起きてしまったりします。でも、同じチームのメンバーとして、会社がよくなることを目指してますよねという姿勢を共有した上でなら、発言は自分への非難じゃなく会社パフォーマンスの観点からのものだなと思えるはずです。
そういう、深い信頼に基づいて思ったことを言い合える組織を作っていけたらいいなと思っています。
ーーそれは組織のあり方、チームのあり方として本当に憧れる、めざしたい姿ですね。すばらしいです! 藤本様にもお伺いしてもよろしいでしょうか?
藤本)チームとしては結構やることが多くて、この2年より前は会計システム移行とか、そういうことをしたくてもリソースが確保できずにいました。ですが今は、新しいことに挑戦したり、勉強したりするリソースがとれるようになってきていて。
会社の成長を支えるためにも、知識とか資格とか、中身を成長させつつ、外部のパートナーとの連携も広げていって、もっと強いチームを作っていきたいなと思っています。
バックオフィス効率化!課題を見つけたら打ち手はフットワークかるく🏃♂️
ーーありがとうございます。目指す方向性を伺えたところで、バックオフィス効率化の鍵、ツール選定のプロセスについて少しお聞きしていこうと思います。岩瀬様としてはツール選定の基準ってありますか。
岩瀬)自社の課題感にマッチするかというのに尽きると思います。
なんでもかんでも試すというのもきりがないので、筋のいいものを見つけないといけない。筋というのはなにかというと、自社の現状と目指すべきところを比べた時に出てくる課題、これに対する適切な打ち手になっているかというところだと思うんですよね。
ーーこの課題というのは、どういう風に見つけていくんですか。
岩瀬)例えば現状は良くても、会社が大きくなっていくにつれて、経理業務についても経理チームで起票から承認まで全部やるのではなくて、現場でシステムにデータが入力されたら仕訳が起きて、経理チームはそれを承認するのがメインという形になっていかないと規模が大きくなっていくことに耐えられないだろう、など状の先にある未来に考えをめぐらすのが大事だとおもいますという経営目線、大きな目線もあります。一方で現場から、これもうちょっとどうにかならないか、という声が上がってきたりもします。
そういう中から、じゃあどれに対応しようか、どれが解決したときにインパクトが大きいなのかを抽出してトライアルしていくという。課題が明確になったら、それに対する打ち手というのはかなりフットワーク軽く試します。ちょっとミスってもいいからやってみようと。トップから現場も含め、テクノロジー企業としてどんどん試していこうというマインドは持っている会社だと思います。
ーートップダウンだけでもなくボトムアップでも、課題自体が明確であれば打ち手を軽やかに決めていけるのですね。
顕在化していた社内の課題をpaildで解決! スモールスタートで導入できた
ーーでは、そんなツール選定の中で行っていただいた、今回のpaild導入について、お話を伺いたいと思います。岩瀬様が初めてpaildについてお聞きになったのはどの段階だったんですか。
岩瀬)もともとコーポレートカードというか、決済周りで課題があったところに、CTOの小出からpaildの紹介があって、藤本にみてもらって、これは導入したほうがいいと思うと。
ーーはじめから岩瀬様と藤本様が、チームを組んだといいますか、進めていこうと。
岩瀬)そうですね、課題感が明確だったので。良さそうなのがあるんだったらちょっと一回やってみようというような。
ーー課題というのは、どのようなものだったんでしょうか?
藤本)検証チームの検証用端末の購買に関する課題です。
スマートフォンアプリを運営しているので、様々な機種の、検証用の社用端末を購入する必要があるんですが、この購入オペレーションがうまくいっていなかったんです。
たとえばスマートフォンの新機種が出た場合、当然、検証用の社用端末を購買したいとなります。ところが検証用に必要な台数というのが、“法人購入”としては契約・購入のしづらい、半端な台数で。そこで法人カードで普通に購買しようとするのですが、今度はクレジットカードに対する購入上限に引っかかってしまう。1つのカードで1台しか買えないけれど、検証用端末が1台では足りないわけです。
ーーなるほど、そういう問題があったんですね。paildをお知りになる前には、どのような解決策のオプションがあったんでしょうか。
藤本)二つあって、一つの選択肢としては、コーポレートカードをたくさん契約し、発行する。これだと問題は、管理部の手間が増えてしまうことと、発行手数料や年会費などのコストも上がってしまうことです。
もう一つは、検証を担当するチームの従業員に、立替経費として支払ってもらう方法。これは立替といっても10万円以上するものなので、立替をする個人の負担も大きくなるし、立替経費精算の手間も余計にかかってしまうという問題がありました。
ーーpaildで解消しましたでしょうか?
藤本)はい。最初に限定的な用途で試せたことで、paildの使い勝手もわかりましたし、その後につながりました。
ーースモールスタートで導入を始めていただけたのですね。現在はどのようにお使いいただいていますか。
藤本)はい。継続的運用として、チーム単位の支払いに使っています。
事務用品とか、親睦会費とか、月間5〜10万円とかのチーム単位での自由予算など。取引先申請回して、契約整理してという通常の社内決裁フローを通ってしまうとすごく時間がかかってしまうので、既存のワークフローは使いつつ、paildの枠を申請するという形をとってもらって、そこからある程度自由に使ってもらうという運用をしています。
いまリモートワークなのですが、前だったら仮払金で対応とか、法人のコーポレートカードで対応していたところを、paildさんのほうに基本的には移行させていただいたということです。
決済を自由にすることで、業務を自由に前向きに推進できる未来が見えたので、課題感はすごく解消されましたし、従業員への付与も徐々に進んでいます。
paildはシンプルイズベストで好きです✨
ーー使用してみて、想定されていたところがきちんとできていますか? ギャップなどはありませんでしたでしょうか?
藤本)リアルタイムで枠を上下させたり、カード発行/停止がすぐできたりというところは、想定どおりです。インターフェイスもシンプルイズベストというか、わかりやすくて私個人的にはすごく好きなんです。
当社では会計システムとしてfreeeを採用しているのですが、freeeへの自動連携機能もリリースされたので、業務自動化への寄与も進んでいます。
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ーーありがとうございます!
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株式会社Gunosy様の採用情報|上場企業でありながら、ベンチャーのスピード感で成長できる
ーーでは、ここからはGunosy様の採用情報を少し伺っていきたいと思います。Gunosyの経理チームに入る方へ、チームのいいところ、どういう方に向いているか、どういうキャリアアップのしかたがあるかなど、教えていただけますか。
岩瀬)会計知識を深めたい方には、とてもいい環境だと思います。ひととおり修行したい方にはよいかなと。月次決算、年次決算、開示と、一通りの作業が通しで担当できますし、新規事業に伴って難しい会計論点の検討もできます。
業務改善、新しいツール導入にも積極的で、ポジティブに全部やってみようというの体制なので、しっかりと支援できる環境にあるかなと思います。カルチャー面としては風通しが良いです。年齢とか肩書きとか関係なく、しっかりフラットな議論できるというところがあります。
藤本)チームのいいところとしては、スピード感をもっていろんなITツールを使いつつ、経理のタスクをこなしているところかなと思います。今回のpaildさんだとか、freeeだとか、Slack、Googleドライブなど。実験的に新しいツールを導入することってハードルが高いというか、やっている企業とやっていない企業にはっきりと二分されていると思っていて。
もちろん、長らく東証一部に上場されているような企業さんで諸々学ばれるというのも、キャリアとしてはありだと思うのですが、そうなると自社インフラのなかで基本的には仕事をすることになりますよね。
ーー確かに、そうかもしれません。
藤本)一方、SaaSなどのツールを活用した業務の進め方というのは、将来的にスタンダードになっていくと思うので、特に20-30代の方々というのはそれらを見据えてキャリアを積まれたほうがいいと思っています。そういう意味でキャリア的にもいい会社なんじゃないかと思います。
と同時に、Gunosyには安心して業務に取り組む環境もあると思っていて。東証一部に上場もしていて安定していますし、成長機会も多いです。チームのメンバーも10年以上の経験を積んだベテランが揃っているので、業務の安定感もあります。経営管理部という範囲でいうと、すでに公認会計士が3人いるという贅沢な状況なので、会計知識とかを学びたいという需要にはかなり答えられるし、外部セミナーなども受けやすいです。
ーーどういった方が入られると良さそうですか。
藤本)まず今のうちになんでもやっておいて、ベンチャー企業にメリットある人材になりたい方でしょうか。リソースが少ないので、何でも屋さんになる覚悟は必要です。でもだからこそ、上場企業ならではの内部統制にふれたり、開示書類作成にふれたりというのが入社初年度からできるので、入って数年経験積んでいただければ、ほぼほぼすべてのベンチャー企業でメリットある人材になれるのかなと思います。
あとはITツールや自動化に興味がある方。ぜひGunosyに興味を持ってくださると嬉しいです!
ーー藤本様ご自身は、どういった経緯でGunosyにお入りになったんですか。
藤本)もともと上場親会社の子会社側で働いていたのですが、そのころに、親会社の上場企業側に行ってみたいという思いが強くなって、上場企業で子会社の連結などもあるGunosyを探して、自分から志望して入社しました。前職では親会社にレポートしていたことはあるのですが、上場企業とそうじゃない企業のあいだでやっていることの中身って何が違うんだろう、というのを知りたくなったんですよね。
ーー入社直後でのギャップはありましたか。
藤本)少人数ながら優秀な方がすごく多くてめちゃくちゃ勉強になりました。
ギャップとしては当時思ったよりペーパーレスやワークフロー整備が進んでいなかったりもして。そのあたりは、最近2年間でやっと変えられるようになってきたところで、改善の余地があったのも学びになりましたね。paild導入もその流れでもありました。
ーーありがとうございました!
今回インタビューに答えていただいた株式会社Gunosy様では、以下のポジションを募集中です!(2021年9月現在)
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