従業員の“楽しく働く”を支える成長組織の仕組みづくりに活用したい|株式会社オークン様|paildユーザー企業に聞く!
こんにちは!
今回は法人カードのクラウド型発行管理サービスpaild(ペイルド)を導入いただいた、大阪に拠点のあるシステム開発企業、株式会社オークン様にお話を伺いました!
“楽しく働く”をスタンダードに。社内の9割がエンジニアという組織のバックオフィス
ーー今日はお時間ありがとうございます。まずは、オークン様の会社や事業について教えてください!
角潮美様(以下、「角」)私たちは株式会社オークンという会社で、「楽しむこと」「楽しく働くこと」をスタンダードにするということをビジョンに掲げています。事業としては、受託開発と自社開発の2本柱になっています。メインは受託開発に携わっているメンバーが多いですが、自社開発では、ファンド向けの金融プロダクトを開発しています。
ーーいきなりキーワードが出てきました!「楽しむ」ですか。
角)はい。このキーワード、本当に社内で物事を決めるときに浸透しているんですよ。
会社の雰囲気としては、若いメンバーが多くて、私が入った時にはほとんどが20代のメンバーで。
藤井裕子様(以下、「藤井」)ええ、最近ようやく30代が多くなってきましたね。
ーー大阪に本拠地のある会社様なのですよね。
角)はい。私も今、大阪のオフィスでお答えしています(※インタビューはリモートで実施させていただきました。)従業員は現在、大阪に15名、福岡10名、東京3名います。
ーーエンジニアの方も多いですか。
角)代表と私と藤井以外、実は全員エンジニアなんですよ!
ーーそれはすごいですね!約30名いらっしゃるエンジニアの組織の中で、3名だけがエンジニアでないと。藤井様と角様の、お二人の業務領域を教えていただけませんか。
角)私は情報システムを専門としています。藤井は秘書という肩書きなのですが、バックオフィス全般もこなすスーパーウーマンなんです。
ーーバックオフィス全般とおっしゃいますと、経理、総務、人事・・・
藤井)私が担当しております。
ーーそれは大変ですよね。限られた時間でたくさんの役割を果たされていると、一つ一つの業務の工数なども気になってきますね。
ーー気になるリモート事情を伺ってもよろしいですか。
藤井)はい。弊社ではリモートとオフィス出社は半分ずつくらいかなと思います。
大阪拠点では、リモートと出社、週の中で分けて、コントロールしているような印象ですが、福岡のメンバーはわりと出社していますね。
角)今日、私は久しぶりに出社です。1ヶ月ぶりくらいでしょうか。
藤井)私も、週に1-2回は在宅しながら、必要な時は出社しながら。
ーーハイブリッド型なんですね。
角)これも、最初の「楽しく働く」につながるんです。最大限の自由、裁量というのが、弊社の代表が大事にしていることなのですが、メンバーがみんなそのあたりを理解していて、自分で責任を持って考えて実践しています。
ーー最大限の自由と裁量!すごいです。
paild導入は即決。組織の「自由」と「裁量」を守る仕組みをつくるために
ーーpaildをお知りになったきっかけを教えていただけますか。
角)そもそもpaildを知ったきっかけは、私が運営メンバーでもある「AWSスタートアップコミュニティ」なんです。「AWSスタートアップコミュニティ」の中のお知らせで、AWS Activateのご紹介がありました。AWS Activateというのは、AWSが用意している、スタートアップ企業や初期段階にいる起業家に対して、AWS の使用を開始する際に必要となるリソースを提供することを目的とした、特別な無料プログラムで、さまざまなサービスと提携しているものなんですが、そこに今回、法人カードのpaildが追加されましたという発表がありました。
一方で、実はちょうどそのタイミングで代表から、法人カードにまつわる課題というか、今後やっていきたいことを共有されていたんです。それで、paildがまさにぴったりだ、となりました。
ーーそれは、どのような内容だったんでしょうか。
角)「今後、従業員カードを発行して、各自で必要なものを購入するように変えていきたい」というものでした。必要な備品、書籍、研修費用などの決済を、現場でやっていけるようにしたいということなんです。
ーーなるほど。
角)しかもAWS Activateの利用で5万円のギフト中だったので、まさによいタイミングだ!となりまして。
ーー他のサービスと比較されたりしましたか?
角)比較とかはなく、すぐに導入になりました。実はpaildを選んだことに関して、代表の山下から音声メモを預かっておりまして。ご紹介させてください!
株式会社オークン代表取締役 山下亮様 コメント
ーーおおお、本当にありがとうございます。自由、裁量、主体性というのは本当に、御社の背骨になっている考え方なのですね。
角)もともと山下が起業したのも、”楽しくなさそうにシステム開発をしている”という経験があったことがきっかけになっているんです。生きるために働くんじゃなくて、働くことを楽しむために仕事しよう、と思ったのがきっかけなんだそうです。だからこそそれが、弊社でいちばん大切にしている理念なんです。
ーーすばらしいです。実はpaildを提供している弊社(株式会社Handii)も、代表が「仕事を楽しむこと」を実現したくて起業した、「楽しいがある明日を創る」をビジョンにした会社なんです。近しいものを感じました。山下様、コメントいただきましてありがとうございました!pailldが御社のお役に立てたら嬉しいです!
当日中に必要な備品を購入。そのときに実感したpaildならではの“リアルタイム性”の便利さ
ーー今、オークン様ではpaildをどのようにお使いいただいていますか。
藤井)まだトライアル段階で、実現したいことはこれからという感じなのですが、会社の日用品をドラッグストアやコンビニで購入したりということはかなりあります。
角)paildだけ持って駆け込みで購買しに行ったという経験もありました・・・。
ーーそれは、どういった出来事ですか?
角)いつもだと藤井にお願いして購買してもらっているんですが、「今日PCが必要になった!」というときがありまして。その日に必要、ってなったときに、家電量販店にpaildを持って走っていって。
ーーなるほど。
角)そのとき、私はpaildを空っぽの状態で持っていったんですよ。つまりpaildカードの利用上限額を、「0円」の設定で持っていたんです。
paildって、これは良いなと思ったポイントなんですが、上限額の設定がリアルタイムで反映されるんですよね。だからまずは0円で設定したカードを持って行く。その場でこのPCにしようと決めたら、値段を見て、管理者だった藤井に「このPCを購入するので、いくらに上限をあげてください!」とお願いし、カードの上限額を変えてもらってその場でそのカードで決済・購買する、ということができました。0円に設定していたら悪用できない、これは渡す側として安心です。それに、使う側としては、大きなお金を持っていかなくて済むという安心感もありました。
ーーリアルタイムで設定が反映される仕様の活用ですね。
角)会社のクレジットカードを持って購買に出かけるって、結構不安だと思うんです。普通のクレジットカードだと、利用上限額を柔軟に設定できたりしないですから。その不安がpaildの場合はなくて、ただ、必要な決済はちゃんとできた。これは良い体験でした。
ーーそのご経験で、「paildは従業員に安心して渡せる」と、実感いただけたのですね。
角)はい。PC周辺機器、ディスプレイ、マウス、キーボードや、書籍、資格試験、研修費などをサポートするという計画もありまして、その場合に従業員ごとに渡せるカードというのは、この制度を円滑に構築する一端を担うツールになるなと思っています。
ーーこうした購買などは、現状はどのように対応されているんですか?
角)実はこれら、現状は藤井に集約されているんです!
ーー拠点が全国に3ヶ所あるとのことで、出張もありますよね。
藤井)はい。出張も購買も、私が担当しているんです。
出張であれば、日程や場所を申請してもらい、ホテルや移動手段を私が手配して、会社の既存のクレジットカードでオンラインで購入しています。
書籍などを購入したい場合も、チャットでこれを購入してくださいという申請が私にきて、福岡なら福岡に届くように手配していました。
ーー藤井様の役割がとにかく広いですね・・!
藤井)できることはやりたいなと思ってしまうんです。でもpaildを従業員が使える状態になれば、このあたりのプロセスは変わってくるなと思います。
ーーpaildについて、使う前のイメージとのギャップはありましたか?
角)ありませんでした。イメージ通り。ただ、プリチャージ式(※)なので、事前振込が必要ですよね。振込手数料がかかるので、まとめて入金しないと手数料が結構かかってしまうなという気づきはありました。
藤井)良かったのは、小口現金の代替ができたことです。会計ソフトでfreeeを導入しているのですが、従来の現金購入の場合にはエクセルにいったんまとめて、それをインポートする作業が必要だったんです。この手間がなくなりました。paildを使った購買や購入だと自動連携されるのですごく楽で、ここはpaildを実際に使ってみて感動したところでした。
ーーでは、現在はfreeeとのAPI連携を使っていただいているのですね。
藤井)はい!活用しています。
ーーfreeeをご活用ということで、自動仕訳の設定までやっていただくと、さらに工数削減につながるかもしれません。
クラウド会計システムとの自動連携から自動仕訳まで行っている企業様の例
角)現状は弊社の従業員規模は30名程度なので、藤井のホスピタリティでカバーできているところもあるんですが、これから会社が成長していくことを考えると、paildなどツールを活用して少しでも負担を減らしておくことが大事かもしれないですね。
「どうしたら仕事を楽しめるか」オークンのチームに共通する“強さ”
ーーあれ、今、叫び声が聞こえましたが・・・
角)実は今日、足ツボの先生がこられている日なんですよ。
藤井)月に何度か、こういう日がありまして。代表の山下が、懇意にしている先生をお呼びして、社内のちょっとしたイベントになっているんです。
ーー健康にもなれる社内イベントですね。ホームページを拝見していても、社内研修も楽しそうですし、「楽しく働く」が浸透していらっしゃる感じがします。
角)はい。私は情報システム担当ですから、社内にシステム導入を進めたりするのですが、その際、システム選定における判断基準も、「それは従業員が楽しく働くことに貢献できるのか?」という視点なんです。
ーーそれはすごいことですね。システム選定で他に留意される点はございますか。
角)創業当初からリモートワークが前提の会社だったんです。システム導入についての基準も、フルクラウドであること、オンプレで置くことがないこと。それは前提としてありました。paildに関してもクラウドサービスであることは重要でした。
ーーなるほど、創業当初からリモートワークを導入されていたんですね。
ーーオークン様では現在、採用活動されていますでしょうか?
藤井)エンジニアの募集をしています!
ーーオークン様はどのようなチームですか?
角)いろんな人がいますね。総じて言えるのは、みんな仕事もプライベートも楽しんでいて、「楽しむ」ことが上手なメンバーが多いということ。困難に立ち向かえる、諦めない、というところは共通しているように思います。
藤井)何事にも一生懸命でありながら、どうやったら自分が楽しんで業務に向かえるかの意識が高いメンバーが多いように思います。
ーー入社されて以来、組織の変化を感じるようなところはありますか。
藤井)私はとにかく人が増えたという印象です。私の入社当初、メンバーは6人、福岡もあわせたら10名くらいだったところから、現在は30名にまで増えたので。特に昨年、採用を強化して、人数は増えました。それでも芯の部分で強いメンバーが多いというところ、楽しむが基軸となっているところは変わりません。
今後paildに期待すること・paildを活用してやっていきたいこと
ーーたくさんお答えいただきまして、ありがとうございました!最後に、これからのpaildに期待することや、paildを活用してしていきたいことを、あらためて教えていただけますでしょうか。
藤井)はい。拠点が分かれているので、福岡のメンバーにカードを渡すといったことは、していきたいと思っています。
ーー現状はどうされていますか?
藤井)やはり小口現金や従業員の立替経費精算で対応しています。手間や負担をどう減らすかをいつも考えているんです。
ーーpaildのリアルカードは、ご希望の送付先に送付することが可能です。ぜひご活用いただければと思います!角様はいかがですか。
角)システム管理者としては、従業員に配っても安全に使っていけるよう、ポリシーを定めるといったことをやっていきたいと思っています。あとはpaildのアップデートがあったら社内に共有していきたいというのも思っています。paildはログイン方法が特殊なので、そこは戸惑いがないように、メンバーに理解できる形で周知していきたいというのも思っています。
ーーpaildに期待していることはありますか?
角)それもやはり、ログインのところでしょうか。paildはパスワードレスでセキュアなのですが、SSO(シングルサインオン)など使えるといいなと思っています。
藤井)私は現状でも十分に便利に使わせてもらっています!でも、まだ活用しきれていない気がしているので、もっと活用していきたいです。
角)総じて、paildについてはすごく便利だと思っています!私も社内でどんどん活用していきたいと思っています。
お二人)今後も期待しています!
ーー嬉しいお言葉、ありがとうございます!今日はお時間いただきましてありがとうございました!
paildについて
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