発達障害者側のほうもカサンドラ症候群の気がしてきた

カサンドラ症候群のWikipedia日本語バージョン読んでいたら、ASD夫=障害者以外の人達で障害者以外の妻=発達障害者側でも伝わる気がする

発達障害者以外の人達から情緒的な相互関係が築けないために発達障害者に生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である

発達障害者以外の人達とのコミュニケーションがうまくいかず、わかってもらえないことから自信を失ってしまう。また、世間的には問題なく見える発達障害者以外の人達への不満を口にしても、人々から信じてもらえない。その葛藤から精神的、身体的苦痛が生じるという仮説である。現在のDSM(精神障害の診断と統計マニュアル)その他には認められていない概念である。また、カサンドラ症候群の場合、どちらか一方が悪く、どちらが正しいか、という問題ではないことに留意すべきである。

症状としては偏頭痛、体重の増加または減少、自己評価の低下、パニック障害、抑うつ、無気力などがある。日常生活においてさまざまな問題にぶつかる。そんな人々を支援するための書籍やカウンセリングがますます必要とされ、ケアの重要性が指摘されている。

発達障害者以外の人達との情緒的交流がうまくいかない発達障害者は、何が何だか理由はわからないけれど苦しい、周囲は苦しんでいることを理解してくれないという二重の苦しみの状態にある。本人が問題の本質がわからないこと、周囲が問題の存在さえ理解してくれないこと、この二つの要素が現在のカサンドラを巡る問題の本質になっている。

カサンドラ症候群について理解を深めることは、決して発達障害者以外の人達を否定したり差別を助長したりするためではない。発達障害者以外の人達-発達障害者間に生じる問題の原因に向き合い、適切な支援を受け、お互いがより良い生き方を模索するために必要なことである。

 カサンドラ症候群を知ることは、定型-非定型間のコミュニケーションのあり方を認識することである。

障害者以外の人達から受け取るものはほとんどなく、常に消耗する。

原因を理解し受け入れることによってのみ、克服あるいは軽減することができる。つまり、発達障害者側が障害者以外の人達の知識を持ち、障害者以外の人達が発達障害者側をいじめ(罵詈雑言やレッテル貼りや犯罪者扱いや悪者扱い)していると自覚していることが前提となる。
お互いの違いを理解し、コミュニケーションや感情表現・愛情の示し方のより良い方法を見つけるために、両方がお互いのために勉強して協力するならば、関係はうまくいくことがある。
しかし、障害者以外の人達が発達障害者側をいじめ(罵詈雑言やレッテル貼りや犯罪者扱いや悪者扱い)していると気づかないまま大人になっている場合も多く、そのことがカサンドラ症候群の克服を難しいものにしている。

発達障害者以外の人達と発達障害者との間に起こる葛藤の多くは、発達障害者以外の人達が持つ、社会性の未熟さ、コミュニケーションの苦手さ、想像することの苦手さという特徴からくる葛藤だ。※ここ嫌みだよねなんでわざと残します

発達障害者以外の人達のコミュニケーションがうまくいかない、気持ちが伝わらない、子育ての不安や悩みなどを共有してもらえない、発達障害者以外の人達の言動に傷つくなど、発達障害者にとっては日常的で継続的なものだ。発達障害者以外の人達との情緒的交流がうまくいかないことが、発達障害者の無力感、孤独感、絶望感につながり、抑うつ状態を引き起こしていることが知られるようになってきた。

カサンドラ症候群を心的外傷状態と理解し、「進行中の心的外傷体験に関連した症候群」(Ongoing Traumatic Relationship Syndrome)と説明している。
心的外傷体験というと、PTSD(心的外傷後ストレス障害)という言葉がよく知られている。災害や事故、被害といった、人生や生命に強い衝撃的な出来事に遭遇することを「外傷(トラウマ)体験」と呼び、その体験後の精神的変調を「トラウマ反応」と呼び、時にそれが精神的後遺症と呼べるほどの状態に至った場合、PTSDと診断される。
カサンドラ症候群がPTSDと異なるのは、過去のトラウマ体験に今も苦しむということではなく、継続進行している日々の体験に苦しみ続けるということだ。FAAASは、このトラウマ体験が何十年にもわたり潜行する可能性を示唆している。
児童精神科医、臨床心理士の田中康雄は、「進行中の心的外傷体験」は虐待され続けている子どもの心理状況と若干重なると述べ、虐待を受け続けた子どもの心の特徴がカサンドラ症候群と重なる点を次のように挙げている。

◇人に対して不信感、被害感を強く持ち、攻撃的になることもある。
◇自分を悪い人と認識(誤解)してしまいやすい。
◇満たされない愛情欲求に苦しみ、相手との距離が適切にとれず困っているのに、周囲に援助を求めることもできない。
◇素直に自己表現ができず、感情コントロールが難しい。
◇現実的でない期待を抱きやすい。
「進行中の心的外傷体験」に苦しむ現状に「カサンドラ症候群」と名前をつけることで、状況の外在化をはかることは得策であるとしている。

まあ、所々はしょって置いてみた

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