はんこハンコ判子
僕は活版印刷や謄写版みたいなレトロな印刷技術が好きです。(自分で使ったことはない)
書道では隷書や篆書といった複雑な字体が好きです。(自分がうまく書けるわけではない)
日常生活でこんな技術を使ってプリントを作ったり、板書したりできるわけではありません。使うとしてもたまに名刺を注文してみたり、フォントをダウンロードして題字用に使ったりという程度です。
コスパは悪いのですが、コスパが悪いことも味わい深さの一要素です。
これはあくまで、個人の趣味嗜好の問題で、失われていくことは仕方ないと思っています。
印鑑文化はどうなんだろう。
これはもはや個人の趣味嗜好で十分な段階じゃないの??
書道の授業で刻印をしたのは非常にいい思い出で、作品は大事に残してありますが、官公庁教育機関での印鑑文化やめようよ…
いろいろ思うところはありますが、権力へのささやかな反抗として、今後、僕の責任の範囲内で処理できる書類は印鑑ナシを進めていきたいと思います。(僕の責任の範囲は猫の額くらいの広さです。)
安井直人
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