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【読書記録】教室マルトリートメント 川上康則
読んだきっかけ
部活動での体罰や暴言が話題になっている中、子どもたちにどう接したらよいのか、自分の中に不安があった。もしかしたら間違った接し方をしているのではないかと感じた。
学んだこと
罰や脅しの副作用がある
教室でネグレクトが起きている
熱心な無理解者
教師が吹かせている風→圧にかわる
圧の急激な降下がダブルバインドを引き起こす
圧の強い教師のいうことだけ聞くようになる
圧の強い教師が自身の影響力を強くしていく
こじらせ教師
こどもはみんな金平糖
プロクルステスのベッド
認知バイアスがあることを意識する
学級にはIQ70~130の子がいる
個人間で8才の開きがある生徒たちを揃えることは不可能
授業中の姿勢の崩れに対する誤解→ボディイメージ
やろうとしたら秒で褒める
プラスのかかわりをする
子どもの「もがき」の代弁者になる
道徳律で子どもの発言を否定しない。いうからにはそれなりの理由がある。言葉を見つけてきて代わりに言って挙げる
子ども理解の守備範囲を広げる
ファシリテーションを活用する
全員で手を挙げてハンドサインで現状表示をする
職員室内からマルトリートメントを排除していく
感想
これまでのかかわり方を見直すきっかけになった。そこまで暴言を吐いているつもりはなかったが、もしかしたら子どもたちを傷つけていたのかもしれない。できない子に対応していたつもりになっていただけで、粘り強く頑張ってくれていただけかもしれない。ペア学習、ギャラリーウォーク、ハンドサインを使って、安全基地としての教室を作り出していきたい。
職員室での会話にも、仲裁できるようにチャレンジしたい。
周りの職員にお勧めしたい本。
以前読んだ記事に書かれた方法で子どもたちと接してみよう。