![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93191707/rectangle_large_type_2_7a9543228ac3b362ec5e233f832cbe3e.png?width=1200)
【読書記録】一生懸命の教え方 小倉全由
読んだきっかけ
①部活指導をしていて、子どもたちのモチベーション維持に課題があった。そこを解決して、毎日の練習に一生懸命取り組めるようにはたらきかけたい。
②「ダブルゴールコーチ」で得た知識を、日本版で表現している人がいないか探したい。
学んだこと
注意することを躊躇しない。その子がいずれ恥をかく
技術の前に思いやり
頑張る方法は身をもって教える
自主的に行動する心をはぐくむのは謙虚な姿勢
手を抜くことに対して根気強く叱る
あえて失敗を奨励する(次に成功させるための失敗、自分のプレーを思い出させる)
技術を向上させる具体的な褒め方
キャプテンを1年の春に指名する。キャプテンとして成長する期間を作ってあげる
どんな相手にも敬意をはらう。試合ができること、練習ができることに感謝する
ガツンと叱ってあとはあれこれ言わない
学んだことは自分なりにアレンジして信念を持って指導する
不良行為をする子の心の底を知るためにたくさん関わってあげる
保護者は試合のことを細かく言わない
保護者に生徒側から「今日の試合どう感じた?」って聞くと応援も増すかもしれない。そう聞いてくる後輩はかわいい。
学校にいる人全員を味方につける
基準点に達しなければ控え。みんな同じ。
感想
神コーチ、ダブルゴールコーチという本との出会いをきっかけに、コーチングについて学んだ。その3冊目。ダブルゴールコーチの「どこで勝つか」という考え方を日本版で追及した形の内容だった。「相手を尊重」ではなく、「自分が謙虚」にと書かれているのが日本らしいなと感じた。
やはり、ジュニア世代の部活指導のゴールは人間性の育成。競技上の勝ちにこだわっても、人生に勝てる人に育っていなければ、その子が損をしてしまう。現在意識している指導方法は間違っていないと再確認した。