今日の練習(横の2対2導入)
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新チームとしての活動がスタートして、ハンドボールという競技の理解向上のため、きっかけとして横の2対2の仕組みから教えることにしました。今日はその導入として、クイックシュートをメインに教えることにしました。
2.クイックシュート
クイックシュートと書きましたが、正しい表現なのかはわかりません。今年赴任した学校では、ハンドボール経験者がゼロの状態なので、投げる動作と、その時のステップについて重点的に指導しました。
まず、6mライン上、ゴール正面にボールをもったDFを一人。左バックとしてゴールから10mの位置、アークに差し掛かる角度にOFを一人。DFがボールを投げてそのままアークに向かってシュートブロックに走る。ブロックが来る前にOFはステップシュートを打ち切るといった練習をしました。
この練習の中には、
①ボールをはやくテイクバックすること
②できる限り少ない歩数でシュートを打つこと
が含まれています。難易度調整として、シュートコースを制限する方法も追加していいかと思います。
①に関しては、右利きの選手が右手で持ったボールを引く。というより、肩付近でキャッチをするか、左手の薬指と小指でボールをはじいてあげる。というイメージを持たせると、はやいテイクバックにつながります。
②に関しては、空中でボールをもらって着地する足の制限が出てきます。どんなに遅くても2歩ではシュートを打ちたい。そうなると、右利きの選手は右足を1歩目にしなければ成功しません。空中でボールをもらって、右、左、シュート。
基本的な動きと、意識することは以上です。
始めてみると・・・
思った以上にボールを投げることが上手な選手たち。すんなりと吸収してくれました。ステップシュートはできるようになったので、ジャンプシュート、ランニングシュート、逆足でのジャンプシュート、と連続していきましたが、ランニングと逆足はやったことがないという子がほとんどで、おもしろい光景が広がっていました。
その後の練習
このあと、2対1に状況を変え、シュート以外にパスの選択肢も持たせるようにしました。正しいステップでボールをもらえている子は、スムーズな判断でパスにつなげていたように感じます。そして、この練習では2人目のプレーヤーがボールをもらいに走るタイミングがすごく重要になってくることも理解してくれました。この練習はまた今度紹介します。
今日の練習を通して
ただ楽しいハンドボールから、意味を理解しておもしろいハンドボールをこの子たちに提供したいという思いで指導しました。今日の練習はまだ触り程度でしたが、今後、この技術が横の2対2を含む多くの戦術の基礎となってきます。その思いを理解してくれたのかはわかりませんが、私の指導に一生懸命従ってくれる生徒に感謝です。手を抜くということを知らないこの子たちの性格が大好きです。
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