新年あけ、、、、、てません
セレンディクスは年内(2021年)に「日本初の3Dプリンター住宅」の実現をコミットメントしている。
3Dプリンター住宅Sphere10㎡の実施工設計は2021年12月に完了した。
デザインはニューヨーク(曽野正之)
設計はヨーロッパ+NY+日本
断熱基準はヨーロッパ基準
耐震は日本基準
世界最高レベルの3Dプリンター住宅となる。
次は出力のステップ
日本国内での出力は2社と2021年夏頃より出力協力を協議
残念ながら年内(2021年12月中旬の時点)の日本国内出力はできないという現状になった。
通常この状況になれば年内(2021年)の出力を断念するというのが一般的ですがセレンディクスはスタートアップですから「スピード」が命ですし、常に想定外の未知の状況に対し「変化」することが求められています。
「ピンチはチャンスである」
スタートアップも5回目となるとピンチに対する対抗策は事前に準備していた。
次の手段として
年内(2021年12月中旬の時点)の出力に関して海外の複数の3Dプリンターメーカーの出力協力を求めた。
①ヨーロッパで出力
出力映像を撮影してもらい コンテナで日本へ配送
飛行機で運ぶことも念頭に置いているが輸送費が8万ドルを超える。
②セレンディクスが来年2月購入予定の3Dプリンターメーカーより
出力協力支援がありカナダで出力
出力映像を撮影してもらい コンテナもしくは飛行機で日本へ配送
③某国3Dプリンターメーカーで無償出力協力
無償で出力協力の申し出があり条件交渉をMOU(基本合意書)を年内(2021年12月24日)ギリギリでまとめた。Xmasだった(笑)出力映像を撮影して日本へ輸送
④来年2月には弊社が購入した3Dプリンターも届くので自社プリンターで出力の可能性もある。
この4つの選択肢から最も最適な案を同時に進めている。
元々2021年夏にプリンターをオーダーして秋には3Dプリンターが日本に届く予定だった。しかし手付金を支払っていた3Dプリンターメーカーが急遽、3Dプリンターの販売を中止した。
ゼロから3Dプリンターの再選定を行った。
同時に日本国内2社へ出力協力の協議もスタートしていた。
最終的には日本国内で出力協力は得ることはできなかったが、「Sphere設計データー」は既に完成していた。
現在複数の国で「Sphere」同時出力を行う事となった。
デジタルは面白い!!
同じデータでも出力する国が異なるとSphereの出力手法が全く異なる
まずは映像を送信してもらい出力したものを日本へ輸送する。
3Dプリンターで出力した物が日本に届き次第、コンクリート住宅の施工件数日本一の百年住宅の小牧工場で組み上げる。
静岡新聞3Dプリンターで住宅を 百年住宅(静岡市)、プロジェクトに参画https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/984851.html
「Sphere」プロジェクトはオープンイノベーションで大きな開発スピードを挙げています。
参加企業は年末80社を超えた。
セレンディクスの力だけでは3Dプリンター住宅は全く不可能である
しかし様々な企業や個人が「手弁当」でプロジェクトに協力して頂いている。
足りない物は沢山ある。
想定外の事が起き、こころが荒れる事もある
しかし「進み」ながら「変化」しながら実現している。
「射に失敗しても、そのことに腹を立てないようにすべきことは、前から御存じのことです。射がうまく行っても喜ばないことを付け加えなさい。快・不快の間を行き来することから離れなければなりません。ゆったりとした平静さで、まるであなたではなく、他の人がよい射を射たかのように、超然としていることを学ばなければなりません。」
弓と禅より抜粋
本日セレンディクスに「出力が始まった」と連絡が来た、、、、
To be continud.....
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