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飯田国大 デュアルライフ

材料費0円のレストラン

人口600人の村の更に細かく分かれて班という自治会約20世帯の会議に出席して翌朝始発で福岡より東京駅の大手門で投資家向けにプレゼンをする。
プレゼン先の会社の2018年の売上は10兆円社員4万人を超す。

このギャップを「デュアルライフ」という。

1つの側面田舎での生活
空き家だった父の生家を改装して両親と妻と和食レストラン「いぬはりこ」を行いながら物置と化していた空き家を父と改装し民泊「昭和の家」を始め古民家を購入して更に田舎での生活の本質を掴むためどっぷりはまって体験してみる。

学ぶことの本質は全てを素直に受け入れるだけである。

飯田君
こんど村の集まりがあるから19時に公民館に来てくれ
「はい」
村の会議の末席に座る
しかし何を話しているか全く言葉(方言で)が通じない、、、

飯田君
こんど村の草刈りをするから草刈り機を持って7:00に公民館に来てくれ
「はい」
草刈りは飯田以外プロフェッショナルだ
素人の飯田では草刈りのスピードに全くついていけなかった、、、、
3日間草刈り機の振動が手に残る

飯田君
こんど村の旗立てがあるから6:50に旗立ての場所に来てくれ
「はい」
村の祭りの巨大な旗を立てる

飯田君
こんど村の祭りがあるから神輿を担いでくれ
「えっーーーーその日はちょっと、、、、」
福岡ベンチャーマーケットで投資家向けにプレゼンする前日だった。
しかし
結局朝いちに村の方がわざわざ来てどうしても代わりの人がいないから神輿を担いでくれとお願いされる
「は、、はい」
偶然にも福岡ベンチャーマーケットの登壇は12月に延期となった。

飯田君
ガス屋さんが工事の下見に来てたから家の中を案内してあげたよ!!
「はっ、、、はい、ありがとうございます。」
村の人は私の家のカギを持っている
そのことにはあまり触れないでおこう(笑)

飯田君
飯田くんの家の隣の蔵にビニールシートの簡易駐車場があるね
「はい」
「それ頂戴!!トラクターないからつかわないでしょ」
「はい」
翌日簡易駐車場が無くなっていた、、、

飯田君
君の家の庭の木が村の風景を見るには邪魔だね切ってあげるよ
「は、、はい」
庭の木の2/3をチェンソーで切っていかれた。
妻よりこっぴどく叱られた
なぜ!!こんなに切るの(怒)
「はっはい、、、ごめんね」

その後村の会議で、、、、
飯田君の家の庭木を切ったので大量の樹木がごみとして家の敷地にある。
みんなで協力して樹木を処分するのを手伝ってくれ!!

村の人
「了解」

1週間後
村の人に聞く
樹木を処分した後、御礼の食事を準備したいと考えています。
何人分用意したらいいですか?

村の人「へっ?そりゃ全員分だよ」
本当に全員来るんですか?2-3人ではないですか?
村の人「村の会議で樹木を処分するのを手伝うときまっただろう」

当日全員手伝ってくれる、、、、、

飯田君
ひよっとこ愛好会がある飯田君も入りなさい

「無言」笑顔でうまく流した。

村では飯田がダントツに若い
飯田の次に若い人は58歳
ほとんどが70代ー80代である。
未体験の世界で日々勉強になる。

材料費0円のレストラン
飯田君
うちの畑でかぼちゃが取れた取りにおいで
「はい」
農業用の収穫ボックス2ケースも頂いた。
レストランと自家消費するのに2ヶ月もかかった

飯田君
梨が取れたから取りにおいで
「はい」
梨を段ボール4箱頂く
コンポートしてケーキの材料として使用

飯田君
カボスが取れたから上げる
「はい」

飯田君
うちの畑の柿を持っていっていいよ
「はい」
田舎では柿は誰もほとんど食べない
大量の柿が木になったままである。
柿のなますとして提供している。

レストランで使用する材料で「鴨頭ねぎ」がある
河豚刺しで使用する高級食材
毎週柳橋商店街のプロ向けの八百屋で購入
一束600円もする。
種を探し自分の畑で作る
内製化できた、、、

村の温泉金色の湯「塚田温泉」がある
そこで地元でとれた野菜を販売している
価格は全て100円
尋常じゃない価格の安さととれたての素材
うますぎる、、、、
里芋って取れたて、、、こんな味がするんだ、、、、
本当の新鮮な野菜の美味しさに驚いた。

いぬはりこ和食レストランは
材料費0円・家賃0円・人件費0円(両親は無給である。)
設備投資もなかったから借金も0円

材料費0円のレストランとなる。

to be continued.....

もう一つの側面
都会での生活
#飯田國大

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