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山村和也教授 紫綬褒章受章のお祝い会

山村研究室HP:

令和6年春の紫綬褒章を物理学系専攻から山村和也教授(附属精密工学研究センター)が受章されました、心よりお祝い申し上げます。

紫綬褒章は科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方に授与されます。

山村先生は、電子機器デバイスの小型化と高性能化を支える電子部品製作の礎となった「プラズマCVM (chemical vaporization machining)」という加工技術について、学部生時代から30年以上にわたって研究を続けてこられました。

物理学系専攻は、精密工学コースと応用物理学コースで成り立っており、
両コース合同での山村先生の受章お祝い会が7月24日に行われました。


山村先生から受章に関するスピーチ
本会を主催して下さった森川良忠専攻長からお祝いのご挨拶
桑原裕司教授よりお祝いと乾杯のご挨拶

お祝い会は、森川良忠専攻長、桑原裕司教授からのお祝いのご挨拶に始まり、場が温まってきたところで受章された山村先生からのお話を頂戴しました。
山村先生は学部生時代からプラズマCVMの研究を続けて来られましたが、当時はなかなか論文化に至らず、不安に押しつぶされそうな状況だったそうです。しかし、先生自身はそんな状況であっても、「夢中で研究を楽しんでい
た。」と、当時の事を振り返られました。

成果がすぐには見えないような困難な状況であっても、研究を楽しんで走り続けて欲しいという先生からのメッセージは参加された先生方の心に強く刻まれたと確信しております。

(以下の、工学研究科のインタビュー記事ではより詳細に当時の事を振り返っておられます。)
山村先生のインタビュー記事:
https://www.eng.osaka-u.ac.jp/ja/topics/news/20293/

物理学系専攻では、今回のように良い事があった時に両コースを挙げてお祝いをするだけでなく、普段からコースの垣根なく協働で専攻の運営を行っています。本会は精密と応物の教員が一堂に会する良い機会ともなり、今後に向けてより親睦を深めることができました。

応物コースと精密コースの教員の良い交流の機会となりました。
昨年、紫綬褒章を受章された山内教授ともパシャリ。

今後も一緒に物理学系専攻を盛り上げていけたらなと考えています。
物理学系専攻PR動画:
https://www.youtube.com/watch?v=RR5YwKuNO2c&t=2s