開催報告:HICity春スクール2024 空港のお仕事体験!編
HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)エリアマネジメント委員会事務局では、2024年2月~3月にかけて、大田区立小・中学校の児童生徒と保護者の方に向けた、さまざまなイベントを無料で開催しました。
イベントの目的
近接する羽田空港のことを知って頂くことと、HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ:以下、HICity)で、先端技術や文化に触れて頂くこと。さまざまなイベントを通して、新しい発見や出会いをして頂ければと思い企画を立てました。
「羽田空港を知ること」をテーマにしたイベントは、「羽田空港見学バスツアー」と、飛行機を大迫力で見られる「クルーズツアー」の2つ。
詳しい内容は、こちらの記事をご参照ください。
HICityでの先端技術や文化に触れて頂くイベントは、「自動運転ワークショップ」や「羽田寄席」など合計8種類。
「羽田空港見学バスツアー」もしくは「アンダージェットクルーズツアー」と、HICityでのイベントの2本立て。これらを組み合わせて、合計14種類のイベントを企画しました。
今回は、HICityでの先端技術や文化に触れて頂くイベントとして開催した、「空港のお仕事体験!」についてご紹介します。
空港のお仕事体験を開催しました
「空港のお仕事体験!」は、全日本空輸株式会社(以下、ANA)が開催してくださいました。この日は、搭乗手続きや案内などを行うグランドスタッフの方、飛行機の誘導などを行うグランドハンドリングの方が来てくださいました。
まずは、グランドスタッフの方たちのお仕事を紹介してもらいました。搭乗手続きをしてもらったり、荷物を計量してもらったりと、空港で最初にお世話になる方が、グランドスタッフの皆さんかもしれませんね。
この日は、実際にお仕事で使っているものも持参してくださいました。飛行機に乗らないと目にすることがないものがたくさん。参加者のみなさんも、興味津々に話を聞いていました。
グランドスタッフのお仕事体験として、この日は手荷物につけるタグを付けさせてもらいました。自分の荷物にタグつけるのも良いし、保護者の方の荷物にタグを付けるも良いですね。リュックや手提げバッグにタグが付くと、なんだか旅に行くような気分になります。
続いて、グランドハンドリングの方がお話をして下さいました。着陸した飛行機を駐機場やハンガーへ誘導するなど、飛行機をサポートする仕事です。パイロットに分かりやすく誘導指示を出すグランドマーシャリングは、空港の安全を守る大事な存在です。
実際に使っているパドルを持ってきてくださいました。パドルを使いながら、パイロットに伝えるハンドサインも見せてもらいましたが、お二人は、ピシッとしていてとてもかっこいいです!また、外での仕事なので、夏場はとても暑いなど、苦労話も聞かせて頂きました。
お話を聞いたあとは、参加したみなさんで、マーシャリング体験をしてみました。モニターに映るジェット機を誘導する体験をしてみました。なかなか指示を出すタイミングが難しそうですが、みなさん一生懸命やっていました。
最後に、みなさんから、グランドスタッフとグランドハンドリングの4名の方に質問をして、イベントは終了。どちらのお仕事の方も、私たちが安全に空の旅ができるように、働いていることが分かりました。
2024年度も開催予定です!
2024年度もHICityでは、大田区立小・中学校の児童生徒と保護者の方に向けたイベントを企画しております。詳しい内容や募集に関するお知らせは、改めてご案内しますので、ご期待ください。大田区立小・中学校には、チラシが配布される予定です。
※昨年度とまったく同じ内容で開催できるという保証はございませんこと、あらかじめご了承ください。