開催報告:HICity夏スクール2024 航空教室/空港のお仕事体験 ソラシドエア編
HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)では、2024年8月の夏休み期間中に、大田区立小・中学校の児童生徒と保護者の方に向けた、さまざまなイベントを無料で開催しました。
イベントの目的
近接する羽田空港のことを知って頂くことと、HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ:以下、HICity)で、先端技術や文化に触れて頂くこと。さまざまなイベントを通して、新しい発見や出会いをして頂ければと思い企画を立てました。
「羽田空港を知ること」をテーマにしたイベントは、「羽田空港見学バスツアー」と、飛行機を大迫力で見られる「クルーズツアー」、羽田空港を利用している航空会社に協力頂いての仕事体験や仕事紹介、整備工場見学。そして羽田空港第3ターミナル見学です。
この2つの企画を掛け合わせたツアーを行っています。
航空教室/空港のお仕事体験 ソラシドエア
この企画は、株式会社ソラシドエアのみなさんにご協力頂きました。
高学年以上の参加を推奨したコース。こちらでは、整備士の方に仕事内容を教えてもらい、実際に使用している工具を触りながら、工作しました。
一方、低学年の参加を推奨したコースでは、グランドスタッフの方に仕事内容を教えてもらい、お仕事の一部を体験しました。
学年別に難易度の異なる、2つのコースを用意して頂きました。
高学年以上推奨 整備士によるコース
空港で働く整備士の方が、仕事内容を説明してくださいました。
仕事内容の紹介と共に、飛行機に関する知識をクイズにして出題していきます。
整備士が点検をしてくれているからこそ、飛行機は安全に空を飛ぶことができます。空の安全を守る大切な役割を担う皆さんは、どんな仕事をしているのか?詳しく知ることができました。
飛行機を構成しているパーツとその特徴についても、教えてもらいました。
窓ガラスの特徴や、丸い形状をしている理由など、窓ひとつにも新しく知ることがたくさんあります。
同じように、座席の特徴についても教えてもらいました。旅客機から外された座席を、こんなに間近で見る機会も、なかなかありません。
エンジンなど飛行機を飛ばすための機械部分から、座席など飛行機に乗った際に私たちが直接触れるところまで。空の旅が、安全で安心なものになるために、整備士の方たちは、さまざまなことに注意を払って仕事をされていることが分かりました。
お仕事説明だけではなく、体験もさせて頂きました。
整備士のみなさんが実際に使っている工具や、飛行機で使用されているパーツの一部を使って、キーホルダーを作りました。
どんな工具を使っているのか?
どんなパーツがあるのか?
なかなか触ることが出来ないものを目の前にして、みなさん楽しそう。
整備士の方に使い方やコツを教えてもらいながら、キーホルダーができました!
低学年推奨 グランドスタッフによるコース
空港で働く、グランドスタッフの方が、仕事内容の紹介や、空港での役割について教えてくれました。
空港でのチェックイン対応や搭乗案内をしてくれるのがグランドスタッフです。チェックインカウンターで困っていると助けてくれることもあります。
仕事内容についての理解を深めたら、今度は体験です。
まずは、ソラシドエアの方と同じ、スカーフやネクタイを身に着けます。実際に制服の一部を着用してみると、頼もしい雰囲気が出て来ました!
飛行機に乗る時に、最初にお客様と会話をするグランドスタッフは、言わば航空会社の「顔」のような存在です。明るく笑顔でお客様を迎えることが大事です。まずは、アナウンスのコツを少し学びました。
そしていよいよ、チェックイン業務体験のスタートです。
モニターに映し出された内容を確認して、みんなで練習。
そして、前に出てグランドスタッフの方とロールプレイをしてみます。
続いては、搭乗案内のアナウンスです。
こちらも、モニターを見ながら練習して、一人ずつ前に出てアナウンスをします。みなさん、丁寧で分かりやすくアナウンスをする、ということを心がけていました。
体験した方からの感想です!
参加した保護者の方のお声です。
参加したお子さんからのお声です。
来年度も開催予定です!
来年度もHICityでは、大田区立小・中学校の児童生徒と保護者の方に向けたイベントを企画しております。詳しい内容や募集に関するお知らせは、改めてご案内しますので、ご期待ください。
※昨年度とまったく同じ内容で開催できるという保証はございませんこと、あらかじめご了承ください。
今回、ご協力を頂きました、株式会社ソラシドエアみなさんです!ありがとうございました!