開催報告:HICity夏スクール2024 産業用ロボット操作体験編
HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)では、2024年8月の夏休み期間中に、大田区立小・中学校の児童生徒と保護者の方に向けた、さまざまなイベントを無料で開催しました。
イベントの目的
近接する羽田空港のことを知って頂くことと、HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ:以下、HICity)で、先端技術や文化に触れて頂くこと。さまざまなイベントを通して、新しい発見や出会いをして頂ければと思い企画を立てました。
「羽田空港を知ること」をテーマにしたイベントは、「羽田空港見学バスツアー」と、飛行機を大迫力で見られる「クルーズツアー」、羽田空港を利用している航空会社に協力頂いての仕事体験や仕事紹介、整備工場見学。そして羽田空港第3ターミナル見学です。
この2つの企画を掛け合わせたツアーを行っています。
産業用ロボットを知る
この企画は、川崎重工業株式会社によるものです。産業用のロボットについて教えて頂き、その後に操作をしてみました。
「ロボット」というと、人間とコミュニケーションを取ったり、サポートしてくれたりするものを、思い浮かべることが多いかと思います。しかし、ロボットにもさまざまな種類があり、どんな場所で、どんな働き方をするかによって、種類や形も異なってきます。
今回の学ぶのは、「産業用ロボット」です。
産業用ロボットは、主に工場での組み立てや加工、搬送などを人間に代わって行います。工場で、すごいスピードで作業をするアームだけのロボットこそ、今日の主役です。
車やバイク、スマートフォンの工場、そして食品工場でも、産業用ロボットは活躍しています。お菓子も、産業ロボット無しでは、作ることができなかったかもしれません。プログラミングされたロボットたちは、休むことなく、確実に仕事をします。
産業用ロボットの操作を体験してみる
今度は操作を体験してみました。
少し大きなリモコンを使って、ロボットに指示を出します。指定した場所に、モノを上手に移動するのは、少し難しそうですが、みなさん上手にやっていました。
この日は、川崎重工業株式会社のウェアをご用意頂きました。KAWASAKIという文字が入ったウェアを着て作業すると、なんだかみんな、とても頼もしく、カッコ良く見えますね!
みんなで協力し合って、無事に操作体験は完了しました!
缶バッジも作ってみました
操作体験が終わると、今度は、オリジナル缶バッジ作りに挑戦しました!
それぞれ、イラストに好きな色をつけて、オリジナルの作品が完成です。
完成品は、お持ち帰りしました。みなさん、とても楽しそうに参加してくださいました!
なかなか見ることができない、産業用ロボットの世界を知ることができました。今回の企画が、ロボット分野に興味を持つキッカケがなれば、嬉しいです。
参加した方からのコメントです。
川崎重工業株式会社では体験会を定期的に開催
川崎重工業株式会社では、産業用ロボットの操作体験や、プログラミング教室を開催しています。
またHICityには、調理や配膳など、レストラン作業をすべてロボットで行う、実証実験スペースがあります。
営業時間などに関しては、以下から、ご確認ください。
来年度も開催予定です!
来年度もHICityでは、大田区立小・中学校の児童生徒と保護者の方に向けたイベントを企画しております。詳しい内容や募集に関するお知らせは、改めてご案内しますので、ご期待ください。
※昨年度とまったく同じ内容で開催できるという保証はございませんこと、あらかじめご了承ください。
今回、ご協力を頂きました、川崎重工業株式会社のおふたりです!ありがとうございました!