職人ひとりで作りあげる究極のクラフト紅茶「長谷部さん家のはなやか紅茶」
<本記事は2024年7月に内容更新しました>
〈作り手について〉
長谷部製茶は、埼玉県入間市にて昭和24年創業。
自社店舗の真裏に自社農園および自社工場を構え、地元のお客様へ自ら生産した商品をお届けしてきました。
長谷部浩一さんの和紅茶づくりは、約10年前にスタート。
紅茶づくりをはじめた当初は失敗ばかりで、家族にも「不味くて飲めない」と言われ続けたそうです。
それでも長谷部さんは諦めませんでした。ようやくここ3~4年で思うような紅茶がつくれるようになり、今では、お一人で10~20袋と購入されるお客様や海外のお客様からの注文も。
「もっと美味しい和紅茶を」という長谷部さんの探求はいまもなお続いており、毎年どんどんレベルが上がっているのを感じます。
〈モノづくりについて〉
長谷部さんの和紅茶は、自社農園かつ自社工場、そして自分自身の手で作れるものだけ。生葉の摘採から萎凋(いちょう)、乾燥作業までの全工程を、長谷部浩一さんがひとりでおこないます。
まさに、究極のクラフト紅茶。
生産量は限定され、当店も毎年、事前に商品協力のお願いすることで販売数量を確保しています。
今年も、紅茶づくり最適な夏摘み茶葉のなかで、一番最初に摘採・加工された最高品質の原料を特別に分けていただきました。
なぜ、夏摘み(6月末~7月中旬)が紅茶づくりに最適なのか。
それは、太陽と風の力のみを利用する自然萎凋に、高い気温と湿度が必要になるためです。
ただし、自然萎凋には難しさもあります。雨が降って気温が下がってしまうと、萎凋は進みません。
そのため、梅雨にあたるこの時期、長谷部さんは毎日天気を気しながら、作業にあたります。
乾燥作業では、じっくりと時間をかけて火をいれることで、和紅茶の甘く芳ばしい香りを出します。
乾燥ムラが出ないように手作業で1時間以上!茶葉の状況を繰り返し確認しながら作業をおこないます。
音と香りに全神経を集中し、仕上げ作業を進めてようやく完成。
「今回も良いのが出来たよ」という長谷部さんの自信作を、皆様へお届けいたします。
〈商品について〉
本商品の特徴。それは、香りと味わいに閉じ込められた自然由来の甘さ。
まず香りからは、淡いながらもしっかりとした小さな花の香りを、そしてまろやかな味わいからは、ほんのり柔らかな甘みを、たしかに感じます。
また、大変嬉しいことに、紅茶が苦手な方や普段飲みなれていない方からも、「このお茶を飲んで和紅茶が好きになった!」とのお声をいただいています。
〈販売ページのご案内〉
単品50gのご購入はこちら。
通年商品のティーバッグ和紅茶はこちら。
〈淹れ方&楽しみ方〉
この商品は、急須やティーポットでお淹れいただく、リーフタイプのお茶です。
「軽やかな花の香り」と「優しい甘さ」が特徴の紅茶です。
まずは紅茶単体で、その香りと味わいをお楽しみください。
お食事とのペアリングについては、朝食のパンと一緒に召し上がっていただいているお客様が多いです。シンプルなトーストはもちろん、いちごや柑橘などのフルーツジャム、はちみつ、甘めのスプレッドを付けたパンにも◎
また、クッキーなどのシンプルな焼き菓子のお供にもおすすめです。