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半田市中心市街地の未来図づくりワークショップ、開催中!
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共創の仕組みづくりが進んでいます
半田市中心市街地では、知多半田駅周辺にてバブル時代に始まった土地区画整理が2016年まで続く中で、中心市街地活性化の動きについてはハード・ソフトの動きが必ずしもかみ合っていたわけではなく、どちらかというと停滞していたという表現が適切です。
そのような中で、これからの民と公の連携での中心市街地活性化に向けて今年度は中心市街地活性化協議会の設立に向けた準備や、市民や事業者のかたを広く公募しての中心市街地の勉強会の実施や、「近未来図」づくりを進めています。
この記事を執筆している現在ですでに勉強会が7回行われ、ワークショップも7回実施。参加者も延べ人数で300人をゆうに超えます。
現時点までは行政主導でスピード感を持って進めていますが、それは、できるだけ早く市民や事業者、若者の皆さんなどが主体的に関われるプラットフォームと仕組みを作るため。
そこから先のまちづくりは行政主導ではありません。民も、公も、それぞれがそれぞれの役割でできることを連携させていき、これからの時代に幸せに持続していける半田市を共創していくことが大切だと思っています。
眠りから覚めるときはスピード感をもって
かつて270万人生まれていた子供が、令和5年の予測では70万人。それだけでも時代背景の違いは明確ですが、令和4年の77万人からたった一年で1割の出生者数が減っている中で、大切なことは「スピード感」ということは間違いありません。
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チャレンジする若者を応援するアイデアに共感するシールがたくさん貼られています
ものごとを進める時のタイプはおおよそ3つに分けられます。
・考えてから走り出す
・走りながら考える
・走った後に考える
これまでの日本は「考えてから走り出す」ことが多かったと思います。
しかし、今の時代、我々に必要なのは「走りながら考える」ことだと思います。まずは、その仕組み作りをスピード感を持って進め、動き出すこと。動き出したら、走りながらともに考え、変えていく。それが重要だと考えています。
全体未来図と3つのエリア未来図
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半田市中心市街地活性化の取組みの特徴は、従来型の「中心市街地全体」だけでものを見るのではなく、エリアを3つに分けたエリアごとのカラーや強みを活かし、動かしてさらに価値を高めていく(エリアマネジメント、といいます)未来図づくりを当初から組み込んでいることです。
これは、2006年に現在の国の中心市街地活性化法が策定されて以来、日本全国で活性化の取組みが進められ、試行錯誤が繰り返されてきた中で各地で有効な取り組みとして動きが出ているエッセンスを取りこんでいます。
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実際は、この企画を進めたときから今も「エリアに分ける意味があるのか」「JR半田エリアと、運河と蔵のまちは一体ではないのか」といった声があるのも確かです。
しかし、ワークショップでは、「それぞれに個性がある!」という声が普通に聞かれるようになっており「それぞれの強みを活かしたら、中心市街地が飽きないまちになる」という認識がベースになりつつあります。
これまでのイメージでのとらえ方ではなく、一度、まちを観察しなおしてみることや、地域に住む・事業を営む人以外にこの地域に関心のある人を巻き込んで見直してみる、ということが大切なのです。
これからの予定について
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今年度は中心市街地と各エリアの未来図づくりを行います。
そのうえで、来年度、具体的な事業を記載する中心市街地活性化基本計画の策定を予定しています。
その為に、今年度は中心市街地活性化協議会(中活協)の設立と、各エリアのエリアマネジメントを進めていく仕組みについても実装していくべく、民と公からなる中活協準備会でも検討が進められています。
ワークショップや勉強会からヒシヒシと感じる参加者や関係者の熱気。
事務局連絡会議の関係者や知多半田エリアまちづくり会社(一社はんだのたね)も身を粉にして推進しています。
それもこれも、半田を思い、良さを引き継ぎつつ半田の未来を創りたいという思いが共有されているから。そんな気がしてなりません。
とはいえ、まだまだ序章、物語はこれから。
物語にはもっともっと登場人物も、情景もエピソードも必要です。