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愛知県半田市中心市街地活性化

こんにちは。
愛知県半田市で2022年12月に全国公募にて中心市街地活性化市長特任顧問(非常勤特別職、副市長級)として着任した伊藤大海です。

これまでは、21年続けているまちづくりコンサルタントのほうのブログ(https://yaruki.info/)やフェイスブック(https://www.facebook.com/machistory/)、インスタグラム(https://www.instagram.com/omi_lfng)にて、特任顧問としての活動状況を掲載していました。
SNSはそのままでよいのですが、ブログはしっかりと区分けを付けるべく、この度、noteに投稿することにしました。
着任から7か月。
各方面への勉強会、講演会や、希望される市民・事業者さんとの対話を重ねてきましたが、組織的にも情報発信が後手に回っていることから、あまり市民の方にも活動状況が知られていないように感じています。

一応、市のWEBサイトにも、特任活動ページはありますが、広報や紙媒体で露出していない。

もっと言えば、中心市街地活性化の取り組み・進捗自体の広報が遅れていることについては、原因はいくつかあるとはいえ、問題と認識しています。

中心市街地活性化の現在地

着任から7か月。
各方面への勉強会、講演会や、希望される市民・事業者さんとの対話を重ねてきました。また、中心市街地だけではなく、中心市街地を取り巻く市内の魅力的な各地域を訪ねて回りました。
 
一方で、縦割りの行政組織の中で、全庁横断的な中心市街地活性化連絡会議を立ち上げ、様々な視点から中心市街地を活性化していく体制を構築。
また、半田市の事業者支援の重役を担う半田商工会議所さん、
観光を担う観光協会さんと市の三者で
「中心市街地活性化事務局連絡会議」
を立ち上げ、半田市での中心市街地活性化の動きを本格化できるよう仕組み作りをしてきました。
そして、7月には中心市街地活性化推進方針を公表。

いよいよ今年度後半からの具体的な動きに向けて、予算化を進めています。

民と官が連携した今と未来をつくっていく取り組みへ

このような体制作りをまず進めている理由。
それは、行政だけで考えて行政的視点で実施してしまうのではなく、しっかりと市民や事業者と連携した活性化を図っていく。そのスタイルを今後、半田中心市街地活性化モデルとしてしっかりと構築していこう、という狙いがあります。

それゆえ、今年度後半からは、中心市街地に主体的に参加しようという市民や事業者、学生などとともに中心市街地の目指す中期的な未来図づくりのワークショップや活性化に向けた勉強会を積み重ねて年度内に可視化していこうとしています。

「まちづくりは人づくり」人と場と環境

土地区画整理により、駐車場や低未利用地だらけになってしまった知多半田駅エリア。古い空き物件が立ち並ぶ、高架化が進むJR半田駅エリア。歴史と伝統を守りつつも日影が少ないなど、おもてなし環境としてはまだ課題のある蔵のまちと運河エリア。
これらの個性とポテンシャルを持つエリアを躍動的に、そして日常から楽しくしていくためには「人」「場」「環境」が根本的に大切だと考えています。
これまでの「活性化」は「=単なるイベント」「=商業施設」と認識されていた時代が長く、そして、それらは全国的に成功しているとはいいがたい状況です。
それは、「右肩上がりの時代の発想」だからにほかなりません。
超少子高齢化、人口減少社会を見据えながら、
「右肩下がりの時代の発想」
で今とこれからを「豊か」にしていく必要があるのです。
それを支えるのがまさしく、「人」と「場」と「環境」にほかなりません。

陳情・要求型ではなく、共創型の活性化をしませんか

今とこれからの地域での自らの幸せ、地域の豊かさを描くためには、「自分事」という言葉がキーワードになります。
人任せ、誰かが何かをしてくれる、という待ちの姿勢では右肩下がりの時代ではその瞬間はやってこないのが現実です。
「私はこれをしたい、していく」
そんな発想と行動がキーとなるわけですが、そのような主体的な活動や行動を支えられるような地域のプラットフォームをつくっていくべく日々準備を積み重ねています。

共に創る「共創型」の中心市街地活性化に取組みませんか?
どうぞ、あなたの「自分がまちの中でしたいこと」を聞かせてください。


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