夜と嘘(セルフライナーノーツ)
1stデビューシングルとなった「夜と嘘」について。
HANCEにとっては記念すべき一曲目なので、僕としても思い入れが深い曲なのだけれど、実は、この曲はもう4、5年ぐらい前に出来上がっていた曲。
なので、どういう経緯で出来たのか?はっきりと覚えてないのが正直なところです(笑)
最初はギターで鼻歌だったような。コードは割と凝ってみたのはうっすら覚えています。かなりおぼろげな状態で、プロデューサーの石垣さんにアレンジを依頼しました(笑)
曲と詞はほとんど同時に出来て、サビの「ガラガラ壊れていく」というワードが出来てからは一瞬だったと思います。
僕は普段、歌詞を描くときは頭の中にまず、その世界観の情景や匂いみたいなものが浮かんできます。
自分の経験が元になっている曲もあるけど、「夜と嘘」については、物語よりも、イメージを優先させました。
男の「情けなさ」や、「弱さ」などを歌にする事が多いのですが、この曲から漂う「エネルギー」のようなものも同時に伝わると嬉しいです。HANCE