近況-ざっくばらん-
noteを初めて書いてから1年以上経ちました。
毎月記事を投稿しているともらえるバッジに後押しされて連続投稿をしばらくしていましたが、それも途絶えました。
なんか、投稿が義務みたいになってきて苦しかったので、連続が途切れて気分的に楽になりました(笑)。
別に投稿するネタがないわけではなくて、「下書き」には6本ほど書きたいテーマが埋もれています。
私の場合、書きたいネタを箇条書きにまとめてから文章を肉付けしていって起承転結を考えたのちに推敲…とかやって、結構な負荷になってしまっていました。
そして、なんだか億劫になって下書きのまま放置、という状態に。
スラスラ流れるように文章を書ける(かつ、整然としている)人はうらやましいです。
といいつつ、今は、流れで書いてますが。。。
前回、得意先が倒産した記事を書きました。
支払われるべき代金がいただけない、という衝撃的な事実は、
受注生産の怖いところと印象付けられました。
他の問屋から注文を受けても、この作業は無駄になるのでは?という疑念が常に湧きます。
以前、漆を扱う職業の種類として、
「漆器職人」「漆作家」「漆芸家」
なるものがあると書きました。
その中で私は「漆作家」がいいのかな?
と漠然と考えるようになってきました。
受注して作品を作っていても、なんとなく「やらされている感」があり、気乗りしません。
これは、先に書いた“倒産事件”が多少なりとも影響しています。
また、ものづくりには多大なる労力がかかります。
生涯使える労力が有限と考えるならば、自分の好きな作品作りにそれを割きたいと思っています。
だから、正直言って、もう問屋の注文は断りたい。
収入の問題はもちろんあります。
が、現在でも受注量は不安定ですし、それだけで十分な収入とは言えません。
それなら、自分の好きな作品を作ってそれで収入が得られるなら「理想」ではありませんか?
(そんな簡単じゃないのは承知の上です)
それと、「漆芸家」ですが、
色々な美術展を見て、受賞作品に選ばれるような作品には到底及ばないと痛感しました。
サイズの大きい作品が評価されやすいと、少々背伸びして大きなオブジェに挑戦もしてみましたが、身の丈にあっていないなぁと思いました。
普段使いの器に、自分なりのちょっとしたデザインを施して
使ってもらえる、そんな作品作りが自分には合っているようなそんな気がしています。
いつかは個展を(死ぬまでに)
そんなことを考えながら過ごしていますが、
作品数が絶対的に足りていません。
まず、ものづくりをしなくては!
色んなバリエーションの作品を考えなくては!
もう、尚更、問屋の品物にエネルギーを費やしてる場合じゃない。
得意先が倒産したことで、しばらく注文が減り、時間ができたこともありました。
しかし、今、得意先が卸していた商店などから別ルートでまた注文が来るようになってしまい、“困ったことに”なっています。
徐々に受注量を減らして自作品へと移行したいところなのに。
どうしていったらいいものか…。
そんな悩みを抱えつつ、8月・9月の展示会を控えています。
うーん、時間が足りない。