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ずん流RCIとRCIのお話
ずんさん個人についてはほとんど知りませんのであくまで商材(公式3万円、中古1500円)に対してのレビューです。
最初に書いておきますがただ批判ありきのレビューではありません。商材も何か自分が使えるものがあれば素直に取り入れるつもりで読んでます。
PDFで230枚のとても長い文章でしたがオリジナルと思える部分はほんの少しあるかどうか。「猫」というのは知らなかったのでオリジナルなのかもしれません。
三平式RCIもそうでしたが大部分についてはググれば出てくるような内容です。
これまた三平先生とも共通しますが資金管理の大切さが説かれるのもお約束でした。
この三平先生のお言葉はトレードの本質ついてると思う
— 半兵衛@小石スロワー (@hanbe_fx) May 6, 2020
3万のnoteや月1万のサロンより価値ある pic.twitter.com/8AW9lgswje
RCIの数値は三平先生もずんさんもそれぞれ違って門外不出のように書いているのですがその数値にどれだけ価値があるかは疑問。詳細はブログ過去記事にてふれています。
RCIを使う前提としてダウ理論やMTF分析で環境認識をしてから、ということなのですが実際問題それができるようになっている人はRCIじゃなくてもたぶん勝てます。
ドラクエでレベル40くらいまであげたらひのきの棒と銅の剣の差ってあまり感じないと思うんですがそれと同じです。武器が強いんじゃなくて、あくまで使う人のレベルの問題が大きい。
練習しないとできない、すぐに勝てるものではないとも書いてあるように判断が雰囲気要素も大きいです。教えます系スクールでもこういうの多いですが言語化しきれてないか再現性が低い、そもそもそれだけでは優位性が高くないのをわかって裁量要素を持たせているのだと思います。
話をRCIに戻します。
RCIを複数表示させたインジケーターは比較的長期順張り、短期逆張りがやりやすいです。自然と上位トレンドに逆らわず、天井ロングや底ショートを避けることができるので点ではなく線で捉えるイメージでナンピンも使えば結果の出しやすいテクニックだと思います。
2年前にRCI手法をEA化してテストしたものをみてもブラッシュアップすれば使えそうな結果でした。
ガキ使見ながらググって出てきたRCIの手法をEAにしてバックテストしてみた
— 半兵衛@小石スロワー (@hanbe_fx) December 31, 2019
2015年~2019年の5年間、エントリーはRCIの条件のみでTP:SLともに30
フィルターなしでも利益が出るパターンがあるので裁量要素でふわっとさせればすごく勝ってるような演出も可能かも pic.twitter.com/M0aT2dtN7h
ちょっとかじってみたい人は長期のRCIが上がってる時・上に張り付いてる時に短期が下がってきたらロング、逆ならショートのイメージでやってみてください。トレンドとレンジの判断ができて資金管理ができてる人ならこれだけで大丈夫です。
それほど頻繁に発生しないので待ちきれない人はうまくいかないかもしれないのでポジポジ病にならないようにご注意を。
これを実際にEA化して期待値を見てみます。
ロングの場合は長期線が70以上で上昇中、短期線が-80を割って再度-80を超えてきたタイミングでエントリー、短期戦が80を超えたら決済。ショートはこの逆で損切は3ドルとします。
残念ながらそのまま繰り返してもスプレッド分を補うだけの優位性はありませんでした。もう少し工夫をすれば自動でも運用は可能レベルまで持っていけると思いますので興味がある人はチャレンジしてみてください。
次にずん流RCIはもう少し条件が複雑なのですがその条件を組み込んでテストした結果がこちら。損切は先ほどと同じで3ドルとし、レンジやトレンドの判断は行っていません。
条件が複雑なわりにはシンプルなRCI手法と結果的には大差ありません。むしろちょっと悪くなってます。
次にオリジナルかもしれない「猫」と名付けられた逆張り手法のテスト結果がこちら。
こちらも闇雲に使って儲かるような手法ではありません。
レンジやトレンドの判断ができるようになればもっと成績が良くなるのかもしれませんが、結局は最初にも書きましたがトレーダー個人のレベルの問題が大きく、ずん流RCIが特に優れているわけではないというのが数字からもわかるかと思います。
そもそもしっかり条件が揃うのを待つと月に数回程度しかエントリーチャンスがありません。多少条件を甘くし、上手くはまったところを見つけるのであればサンプルとして用意することはできるかもしれませんが…
少し戻ってサンプルであげたチャートをもう一度見てみてください。
上手く機能してるかのように見える場面でも短期のRCIは-50程度までしか下がっておらず短期RCIで-80以下のような底を拾うような条件だとこれは拾えません。じゃあー50で拾えよと思うかもしれませんがこの条件でテストすると回数は増えるもののダマシも大量に食らうのでトータルでの成績は悪くなってしまいます。
※表示している結果は5m足でのものですが15m・1Hでもそれほど差はありませんでした。
とりあえずRCIを表示して試してみたい人はフリーのこれでも入れてアラートなるようにでもしておけば良いかと思います。
デモ吉大先生などもそうなのですが検証という割には一部分を切り取ったチャートをあーだこーだ言うだけで期待値を聞いても答えてくれません。
いきなり急に勝てるようになるような手法なんてほぼありませんので聖杯を追い求めるのはほどほどにしましょう。
最後まで読んだ方に半兵衛サンタからプレゼントを用意しました。
一時期返金保証付きで販売していたドル円アノマリーEAを3名にプレゼントします。このnoteの紹介ツイートに最後のキーワードを返信した方の中から抽選します。締切は今年いっぱいとします。
このEAはテクニカルも一切使わず、特定の日、時間にドル円をトレードするもので誰がどの業者を使ってもスプレッドの差程度でほぼ同じ結果になります。セットがちゃんとできれば何も考える必要がありません。
なので使う人の環境が悪い、俺は勝ってるなどと言った作者側の逃げ道はありません。
ただし爆発的に増える聖杯のようなものではなく1年通してみるとお金が増えてるようなEAです。普通に連月で負けることもあります。
(購入した月がマイナスで返金を希望した人もいました)
また、今のところ20年のバックテストでも年単位でマイナスになったことはありませんがこの先の利益を保証するものではないことはご理解ください。
4月までマイナスなら返金保証付きで販売したところ3月マイナスで返金した人が2名いた。
— 半兵衛@小石スロワー (@hanbe_fx) December 24, 2021
その後は…なんだけど短期で一喜一憂せずほったらかしができる人向け。
テクニカル一切使ってないので誰が使ってもブローカーのスプレッド差程度しか差は出ません。(トレール使用未使用では多少差が出ます) pic.twitter.com/neyfVg6RHI
それではキーワードはこのお気持ちを返信してくださいw