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【架空】空想高校野球 選抜第5日

この記事はフィクションです。※登場する団体、人物、名称などは架空であり、実在のものとは一切関係ありません。


▽1回戦
潤扇(広島)
00000 0110 02=4
00000 0101 01=3(延長11回タイブレーク)
北陸龍徳(石川)
(潤)恵比寿、迫永-空田
(北)番井、毎田-夷藤、定免

昨年の神宮大会でも対戦した好カードは締まった投手戦。9回裏、潤扇は二死満塁と一打逆転サヨナラのピンチで痛恨の暴投で同点に。しかしサヨナラは許さず延長に入ると11回表、ここまで無安打だった4番・千代延がフェンス直撃の二塁打を左翼線際に放ってこれが決勝点。

前後(愛知)
00000 1004=5
12100 0000=4
神奈川国際(神奈川)
(前)久留美-加藤大翔
(前)鈴東、海老塚、成本-緒林
[本]三宿(神)

3点差で迎えた9回表、前後は先頭の加藤大樹がセンターオーバーの二塁打で出塁すると、加藤侑、加藤大翔と”加藤”三連打を皮切りに逆転に成功。4回以降走者を出しながらも追加点を防いでいた久留美が最終回は3人で締め、159球で完投勝利。神奈川国際は快勝ペースが一転し、選抜は2年連続で初戦敗退となった。

上田文理科学(長野)
00000 0010=1
10000 001X=2
美萩野(鳥取)
(上)春原-松沢
(美)見上-小谷

美萩野が初回に先制すると2回以降は、上田文理科学・春原すのはら、美萩野・見上けんじょうの投手戦。8回表、ようやく上田文理科学は3安打を集め同点に追いつくも勝ち越せず、直後の8回裏、美萩野はこの試合唯一の長打で勝ち越して、安打僅か2本ながら接戦を制した。今大会、流れを変えたり勝負を決する失策が目立っていたが、この試合は両校無失策。速いテンポで進行し1時間30分で決着した。

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