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【架空】空想高校野球 選手権第8日

この記事はフィクションです。※登場する団体、人物、名称などは架空であり、実在のものとは一切関係ありません。


甲星学園(山梨)
00000 5000 3=8
00010 0112 0=5(延長10回タイブレーク)
石垣商工(沖縄)
(甲)仙洞田、佐野柊-松土
(石)慶田盛、洲鎌、外間-安里
[本]日原(甲)

石垣商工は2点を追う9回裏、3安打を集めて一死満塁とすると、宮良璃の左中間二塁打で同点、一挙サヨナラを狙った走者が三本間で挟殺、さらにランダウンプレイ間に三塁を狙った打者走者も刺された。
石垣商工・宮里監督「9回裏は(無理に突っ込ませてしまった)三塁コーチャーへの事前の指示が必要だった、相手の守備も落ち着いていた」

森ノ宮学園(大阪)
00000 0030=3
01000 030X=4
浅口工(岡山)
(森)射場、雪本-野田
(浅)重定-難波
[本]薮野、法貴(森)

選手権三連覇がかかっていた森ノ宮学園がここで敗退。浅口工は、先発の重定が最速136キロながら低めの変化球で凡打の山を築く。8回に連続本塁打で1点差まで迫られるも、逃げ切って初出場ながら殊勲の勝利。
森ノ宮学園・七野監督「連覇の重圧はあった。谷間の世代と呼ばれながらも三年生は意地を見せてくれた」

南大和学園(奈良)
00000 2000 000=2
00100 1000 001=3(延長12回タイブレーク)
愛知幸徳(愛知)
(南)辰己、津田-巽
(愛)坪香、夏目-黒野

ともに出場32回の常連校同士のカードは2-2で延長戦へ。愛知幸徳が絶妙のフィールディングで南大和学園の犠打を防ぐと、南大和学園も鉄壁の守備でホームを踏ませない。しかし12回裏、愛知幸徳・阿知波のフェンス際まで飛ぶ右飛が犠牲フライとなりサヨナラ勝ち。
愛知幸徳・長縄監督「守備のレベルが高く苦しい展開だった、勉強になりました」

小美玉一(茨城)
10001 0200=4
00000 0011=2
高崎大付(群馬)
(小)長洲-押手
(高)関口、片貝-田胡

小美玉一が6犠打を成功させる手堅い攻めで高崎大付に競り勝った。高崎大付は序盤の好機の逃し、終盤の追い上げも届かなかった。
小美玉一・長洲投手「良い準備ができていた。調子も良く、今日は落ち着いて試合に入れた」

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