東北地方の高校野球勢力図の変化
東北地方の高校野球の勢力図について、今回は分かりやすい青森県の状況を中心に見てみたいと思う。
高校野球で青森と言えば八戸学院光星、青森山田が2強として君臨している。両校に続くのが、弘前学院聖愛、八戸工大一あたりか。今では甲子園の常連となっている青森の「2強」だが、100年を超える高校野球の歴史で見ると両校が全国の舞台に出てきたのは割と最近の事である。
青森山田が甲子園初出場したのは1993年夏。少し遅れて1997年春に光星学院(現・八戸学院光星)が甲子園初出場を果たした。