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選抜高校野球

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2023年第95回選抜高校野球の記録です。 優勝:山梨学院 準優勝:報徳学園
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#仙台育英

第95回選抜高校野球 出場36校

2023年のセンバツは第95回の記念大会。 今回はnoteを利用して、高校野球観戦を楽しんでみようと思う。 どこまでできるか分からないが、試合の前日までに試合の展望を予想していきたい。 出場校 クラーク国際 2年連続2回目 北海道深川市 仙台育英 2年ぶり15回目 仙台市宮城野区 東北 12年ぶり20回目 仙台市青葉区 能代松陽 初出場 秋田県能代市 作新学院 6年ぶり11回目 栃木県宇都宮市 石橋 初出場 栃木県下野市 健大高崎 2年ぶり6回目 群馬県高崎市 専大松戸 

第95回選抜 第4日 展望

能代松陽-石橋 石橋の公式戦データは栃木大会5試合のみでうち3試合を大勝して高めに出ているので要注意。打力は両校長打力がある方ではないが、昨夏経験もある能代松陽の方が投打ともに少し上回るか。石橋は失策も多めなのが気になるところ。21世紀枠の出場校は、15年の松山東が二松学舎大付に勝利して以来一般枠に勝っていない。石橋の練習試合の相手やその結果を見ても、ちょっと一般枠の実力と比べると勝つのは厳しいかと思えるが、能代松陽も強力な圧力があるタイプでもない。落ち着いて序盤を凌いで、

第95回選抜 第4日 結果

石橋 00000 0000=0 10000 002x=3 能代松陽 (石)入江、藤巻-山下、横松 (能)森岡-柴田 能代松陽は森岡が12奪三振、無四球と安定した投球で石橋にチャンスらしいチャンスを作らせなかった。一三塁からのダブルスチールを阻止されるなど石橋の好守もあって、初回の1点以降はなかなか追加点が取れなかったが、8回に敵失で決定的な追加点。石橋としては1点を早めに取りたいところだったがなかなか外野にも飛ばず、能代松陽としては各打者のスイングにさほど怖さを感じないため

第95回選抜 第9日 展望

大阪桐蔭-能代松陽 大阪桐蔭はエース前田が敦賀気比を相手に被安打8ながら14奪三振1失点。この試合も先発すれば少ない失点で抑えると思われる。能代松陽もエース森岡が石橋を相手に被安打2、12奪三振で完封勝利。能代松陽は森岡が対策される中でいかに終盤勝負に持ち込めるか。大阪桐蔭としては決勝までの4試合を500球に抑える事を見据えるなら前田を温存する可能性もある。前田以外は公式戦の経験が多くないだけに、早めに打線が援護していきたい。 東海大菅生-沖縄尚学 東海大菅生は4投手の

第95回選抜 第9日 結果

能代松陽 00000 0000=0 00000 010x=1 大阪桐蔭 (能)森岡-柴田 (大)南恒、前田-南川 1回裏、大阪桐蔭は連続四球で一死一二塁とするも4番5番は連続三振で無得点。試合は投手戦となり、5回終了まで両校無安打。能代松陽は6回表、先頭が初安打、犠打と死球で一死一二塁とするも併殺で無得点。徐々に試合が動く気配が出てくると7回裏、大阪桐蔭は三塁打でチャンスを作ると一死の後、スクイズが決まって先制点。8回途中から大阪桐蔭はエース前田に継投。最終回、能代松陽は先

第95回選抜 準々決勝の展望

作新学院-山梨学院 2試合連続で紙一重の打撃戦を制した作新学院は、この試合も打ち勝ちたい。投手陣に大黒柱となるエースは不在かもしれないが、総力戦となって打ち勝ってきた。対する山梨学院は林が3試合に先発して2完投。3回戦では中田がリリーフした。1回戦からの登場で1試合多い上に3回戦からの試合間隔も2日短い。作新学院が有利な日程となっているが、山梨学院は野手が投手陣を盛り立て、ロースコアの落ち着いた展開に持ち込みたい。 専大松戸-広陵 専大松戸は平野、広陵は高尾、両投手が好

第95回選抜 準々決勝の結果

作新学院 00010 1010=3 01720 002x=12 山梨学院 (作)川又、市川、福冨、磯-草野、豊田 (山)林、中田-佐仲 [本]高森(作) 山梨学院が3回裏7得点の猛攻などで大勝、初の4強入り。 作新学院は先発の川又が3回途中被安打4、与四死球8、大会前に崩したフォームを修正できず大量失点とつながってしまった。 山梨学院は4試合目の先発となるエース林が中1日ながら大量点にも守られて8回を3失点。100球以内を目安としていたようだが、96球で8回まで投げた。また