怒りが続く理由

今日はあまりにも天気がいいので、なんだか文章を書きたくなりました。

兄のことを書いているnoteなので、兄の近況をまずは書こうと思います。

兄はいま、地元の雑貨店で働いています。犯罪歴は隠して採用されたそうです。半年は経っていて、そろそろ1年になるんじゃないでしょうか。たまたま地元に帰った時に、ショッピングセンターの一角にある100円ショップに行く途中に本当に偶然に仕事をしている兄を見かけました。兄は同僚と雑談をしたのですが、その姿を見てまた腸が煮えくりかえるような気持ちになりました。それから半年経っても私はまだ100%の力で怒ってしまうのですが、それは心が狭いんでしょうか。事件からはもう4年経過していますが、気持ちは事件が判明してから数ヶ月のころと変わっていません。母には気持ちはすごくよくわかるけど、逆によくそんなに怒りが続くねと言われるほどです。

年末に本家に夫と挨拶に行き、帰りがけに伯父と叔母に「兄が本当に迷惑をかけました」と改めて謝罪をした際も、伯父も叔母も「あなたが気にすることない。もう終わったことで、こちらはあいつのことももう許している」と。私が「私はまだ全然許せない。一生顔も見たくない」と言うと「いいんだよ、許してあげて」と言うんですよね。

昨今逆説的に「許すことは強い・優しい」と表現されますが、私は違うと思っていて、みんな怒ることに疲れて、考えることに疲れて、傷ついて、許すことを選んでいると思うんですよね。ずっと怒り続けるのにはエネルギーもいるし、大人気ないように思えますが、私は楽をしたいとは思いません。そうして母や祖母や親戚を疲れさせて傷つけた果てに許すことを選択させる諸悪の根源を、私自身は許すことは絶対にできないです。

特に兄は性格的に許してくれる人にはどこまでも甘えるタイプなので、許されることが逆に重責となるような人間ではないですから。。

怒り、普通はどれくらい続くんでしょうか。。。


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