100年後も歌う?
Music Camp 北区エリア
9回目(発表会)の様子です。
ハーモニー、リズム、メロディーを学ぶ全9回のレクチャーも本日が最終回。
月に約3回の実施で3ヶ月間で1シーズンとして開催しています。
とうとうこの日が来てしまいましたっ!これまで習った事を思いっきりお披露目する発表会。
みんなと会えなくなるのは正直寂しい。
準備の段階から熱いものが込み上げて来てしまいそうでしたが必死に抑えました。
感情モンスターなので笑。大変です。
最終回はこれまでに参加した講師3人が勢揃いして開催しました。
3人とも素晴らしいホンモノのジャズミュージシャンです。
講師の発案で、テスト形式も取り入れました。子どもたちの学び具合に応じて、即座にプログラムを変える事が出来るのもMusic Campの長所と思います。
ドラムの講師がリズム神。ヴァイオリンの講師がハーモニー神。2人の神が子どもたちの演奏をそれぞれ審査するというテストをやりましたっ!
講師たちが面白い事を言うので、笑いながら集中して子どもたちが演奏します。
リズムのテストでは、トリッキーな休符も入ったカッコいいリズムパターン(大人でも難しい課題)を講師の手ほどきによって、子どもたちは次々とクリアしていきます♪
驚くべき点は、子どもたち皆が伴奏する講師の演奏を良く聴き、グルーヴしてリズムを取ると言う事です。
小学生の頃を思い出してください。
リコーダーや、ハーモニカを習う事があったかと思いますが先生のピアノ伴奏に合わせるとごちゃごちゃしませんでしたか?
合奏なんて高学年でやっと出来るみたいな。
でもこの子たちは小学生一年生〜四年生のお子たちなんです。
本当に驚きます。世代が違うからと言うかもしれませんが、理解力が早くてびっくりです。
最後は3グループに分かれて課題曲の発表でした。
みんないつもよりドキドキしながら講師3人の伴奏に合わせて歌っていました!
1コーラスの中でみんなで歌うパート、分かれて歌うパート、アドリブ(即興)するパートを子どもたちが自由に分けて一曲の構成を考えます。
本物のジャズミュージシャンがやる事と同じことをなんの躊躇もなくやってしまう子どもたち。
本当にすごいっ!
同じ課題曲でしたが、3組のグループそれぞれ違った雰囲気の一曲を表現する事ができました!
今回のレクチャーを通じて、個々の表現の違いを理解したり、アンサンブルをする楽しさを知ったりと、これまでにない体験だったと思います!
写真では子どもたちがニッコリ笑った最高の笑顔なのですが、プライバシーに配慮して加工しております。
彼らのこれからの人生でみれば、ほんの短い時間でしたが、失敗しても大丈夫なこと、挑戦すること、勇気を出す事、仲間と演奏することの楽しさなどなどポジティブな思考が生まれてくれればいいなと思います。
ひと夏のこのおもしろ体験が、何か良い影響となってくれたら本望です。
◉北区エリア担当講師◉
ボーカル、ピアノ Namihey
ドラム 柵木雄斗
ヴァイオリン 北床宗太郎
3人とも日本国内、外で活躍する三銃士の如く勇ましいジャズミュージシャンです。
最後にお子さまたちにはホンモノのミュージシャンである証としてMusisan license Card(手作り)をお渡ししています。有効期限は100年です。
何十年か後、大人になった彼らがこのカードを持って目の前に現れる日を夢見ております。
参加されたお子さんの日記にこう書かれていたと保護者さまから連絡をいただきました。
「有効期限は100年だ、ぼくはもう死んでいるだろう、でもお墓の中で歌っているかもな?」
歌うのがとても苦手だったお子さんの言葉です。なんか嬉しくて号泣してしまいましたが、少しずつですがMusic Campの事が浸透していってると実感できて手応えを感じたシーズン2でした。
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#ジャズミュージシャンが子どものために教える音楽教室
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