HSPの世界、非HSPの世界
HSPのみている世界を知るということは
非HSPのみている世界を知る
ということでもあるんですね。
そう感じたことについて
忘れないうちに書きとめておこうと思います。
仕事中、ほかの職員のあまりの効率の悪さ、
仕事に対する不真面目さに我慢が爆発して、
直接その人に「バカなの?」と漏らしてしまったことがありました。
こりゃいかん!やばい!と直後に感じて、
上司に相談しに行きました。
「人に対してバカなの?と言ってしまった、
実はいつもそう思ってる、本心が漏れてしまった。」と伝えました。
上司「とりあえず謝ったほうがいい。」
私「気持ちが謝りたいと思えたら謝ります。」
上司「違う、本音と建前は分けていい。内心バカだな、クソだなと思いながらも、謝ればいいんだ。」
目から鱗でした。
本音と建前は分けていいんだ…。
上司「問題は解決しなくていいんだ、解決しようとするからいけないんだ。」
…そっか、私はHSP、
0か100か、するかしないか、良いか悪いか、で判断しがちだけど、
非HSPとか上司クラスになると、グレーゾーンで物事を考えているんだ、
というか社会生活ってきっとグレーじゃないとやっていけないんだ。
その時は、上司の考え方を一旦受け入れてみました。そういう考え方もある。
というか、大半の人はその考え方を持っていて、それで社会生活を乗り切っているのかも。
だから乗り越えられるのかも。
日が経つうちに、その時の状況を思い返して(ぐるぐる納得しなかったことを思い返すのもHSPの特徴かな)
やっぱり腑に落ちないなと、やっと自分の考えが浮かび上がってきました。
(なんでこの疑問をその場で言えなかったんだろう…と後悔するのもセット。)
問題を解決しない、グレーのままでいく。
その時はそれでいいかもしれない。
でも、困ってる人がいる。
その困ってる人が折れて離脱するか困らなくなるまで待つか…分からないけどそれで乗り越えてきたのかもしれない。
じゃあ、グレーゾーンで生きている人たちだけで固めてみたらどうなる?
ずっと問題解決しないでいいのかな?
困ることは出てこない?
それとも、また解決しようとする人がその中から出てきて、その人に皺寄せがいく?
そう、最終的には問題を解決しようとする人(ここでは0か100になるHSPの人々と言わせてください)に皺寄せがいく。
それでいいと思ってる。
もしかしたら、今までも
問題解決ができるのは、してきたのは
HSPの人なのかも。
非HSPの人はしようと思わない、できないのかも。
ちょっとそう感じた出来事でした。
後日談。
ちなみにその会社、辞めました(笑)
嫌になっちゃった。
問題解決ができない環境である限り
私は転職を繰り返す宿命なのだと思います。