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君に届け。

「おいしいにおい」‼


「刀剣乱舞-ONLINE-」より。


大好きなアップルパイの匂いに誘われて、5秒で蔵を出る五虎退。


そして誤解は解け………

ある意味解けなくて良かった。


皆で記念撮影。

山鳥毛の休日のパパ感すごいな…。



以前に書いた月岡芳年の「月百姿」前期展示を見てきました。

図録では見過ごしていた細かな柄や、空摺り(絵の具を付けずに版木を摺り、紙に凹凸をつけるエンボス加工のような技法)が美しくて、行って良かった~。

彫師の技術が圧倒的で、あまりの精密さに眩暈がする。
数ミリ四方の幾何学模様や、極細の線一本一本を彫っているんだよね~。
木を。色数分。
コワッ。
(ちなみに。
 銅版画の作り方。↓ エッチング技法。
 銅板の上に薄い保護膜を張り、それをペン型の針で削り線を描く。
 絵入れが終わると腐食液に投入。露出している線部分のみが溝となる。
 凹み部分にインクを詰め込んでプレス機で刷る。
 旧石器時代くらい昔の、高校の授業でやった事なのでザックリ説明。)


画題は貴族、武将、妖怪、女性等…と多岐にわたっており、今放送している大河ドラマの登場人物達も多数描かれていて、オオッとなった。
源頼政は獅子王と一緒でなんか嬉しい。(オタクだから)

って、もう後期展示に移っているか…。


休日の若者でごった返している原宿は何処にも立ち寄る気にならず、またも池袋のJUNKUDOへ。
渡邊省亭(わたなべ せいてい)の画集を買う。


済田記念館で省亭の展示開催中です。



……GWだから、もう少し書こう。

予備校時代に教えてもらった絵の上達方法。


「描き上げた絵はしまっておいて、2~3ヶ月後に見直すべし。」


描いている最中は、頭の中にある理想に目眩ましされてしまい、上手くできた気になっている事が多い。
なので、少し間を置いてから、冷静な目で見てみる。

あれ?こんなだっけか?
と失望したらスキルアップのチャーンス!
何処をどう弄れば理想に近付けられるのか、試行錯誤が始まるし、自分の癖も分かる。

何か変…。でもどんなに手を入れても絵が良くならない場合は、全く違う所をちょっと加筆するだけでそれらしく見えたりする。
そういった発見ができるからよろしい。

な~んて云っても、私は振り返らないけどね。
見返すと修正地獄になるから。
その代わりに、noteにアップするまではちょくちょく画像を開いて、新鮮な目で見て描き直すように心掛けてはいる。


次回は……話の流れを無視して、1枚絵を時間掛けてガッツリ描く予定。