内石の話。
結婚指輪に内石(裏石)が入れられますと言われた。
どれが選べるのかも知らなかったし、特に考えてなかった。
主流なのは、誕生石や宝石言葉で決めるらしい。
自分の誕生石も宝石言葉も
なんだか理由がピンとこない。
好きな色にしよう!
青が好きだから青にしよう!
とただ単に好きな色を選んで
私はサファイヤに即決した。
パートナーは、対をとって赤いルビーを選んだ。
ちなみに選べる内石の中で価値の高いのはどれですか。
と結婚指輪で聞くようなもんじゃない質問をした。
ルビーとサファイアの石が高価だと言われ、
間違ってない判断だったなととても満足した。
ルビーとサファイヤ。
元の原石は、同じで混入物が違うだけらしい。
赤いのがルビー。
赤以外は、サファイヤ。
だから、黄色やピンクの"サファイヤ"もあるらしい。
なんだかルビーは純正で、
サファイヤは非純正みたいな気持ちがした。
出来上がった指輪の内側をのぞくと
少し暗くて黒い。
シルバーの細い指輪の間についてるので、
さらにそう見えるのだろう。
私はサファイヤのイメージは、
綺麗な深い海色ブルー!をイメージしていたので
おぉ…となんとも言えない反応をしてしまった。
パートナーのルビーのがしっかり見えてキラっとしてた。
純正の輝きは違うんだねぇと思った。
そんな見えない内石の話。
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