【警察エッセイ】天才キラー
ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の100年に1人の天才。
元警察官の花山烏一です。
皆さん、天才ですか?
『ガキンチョの頃は自分の事を天才だと思っていたぜ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、『この人って天才だよな。』って人が皆さんの周りにもいるかと思う。
花山は自称天才という一番イタい奴なんだけども、皆さんは自分の事を天才だと思った事はある?
ほとんどの人は自分の事を天才だとは思わないだろうし、得てして天才は誰かに言われるモンだと思うから、花山の様な自称天才野郎は周りから怪奇な目で見られるから気を付けてね。
まぁ、何にせよこの世界には天才的な発想をする人がいて、その人達のおかげで世の中が便利になったりするワケだけども、これまた世界には天才の事を妬ましく何とか失墜させようと方向がねじ曲がった努力をする人もいるんよね。
天才が天才を潰そうとするのなら、例え1人の天才が消えたとしても、もう1人の天才が何かしらの功績を残してくれる可能性があるけども、一番最悪なのは凡人が天才を潰す事なんよね。
花山自身も警察官時代に天才とまでは言わないけども、優秀でこれから警察組織に中枢を担っていく様な人達が、ただキャリアが長いだけの仕事をしない奴らに潰されていくのを見てきたんよね。
■天才キラー
警察組織に関わらずどこの組織でも同じかもしれないけども、優秀な人に仕事が集中してしまうって事はあるかと思う。
仕事を終わらす事も速ければ、こなす仕事の質も高いとそれだけ評価が上がって、どんどんと仕事を依頼されてしまう事が起きてしまいがちなんだけども、本来ならその優秀な人が最大限能力を発揮出来る様に周りがサポートするべきだと思うんよね。
ただ、警察組織の非常に悪いところで、優秀な人に仕事を放り投げて後は我関せずみたいな幹部の人や、どんなに優秀な人が仕事に追われていたとしても関わる事を嫌がるキャリアだけ長いオジサン達が多いんよね。
そんな人達にも容赦なく仕事を振って自分の能力を発揮させるのがホントの優秀な人かもしれないけども、実際のところ、難しいじゃない。特に警察組織なんていう、ガチガチの縦社会だと上の者に頼みにくい状況だったり、そもそもクソみたいな文化で下の者をボロ雑巾としか思っていないオジサン達が沢山いる環境なんよ。
そういったオジサンは聞いてもないのに『自分が若い時は〜』とか腹立つ事ばっかり言ってくるし、何なら遠目に忙しそうにしているのを『コレが警察組織だ。』と評論ぶっているのね。
どんだけ優秀な人だってキャパシティがあるワケで、結局、そういった凡人達によって潰されてしまって、本来なら遥かに上の階級になって組織の中枢を担えていたにも関わらず、ほどほどのところで収まればいい方で、組織を去ってしまう人もいたんよね。
凡人でいるだけなら何の問題もないけども、自分が凡人である事を棚に上げて天才を殺すというのは、花山は罪な事だと思うんよね。
■まとめ
じゃあ、みんなで天才になろうってハナシじゃなくて、個人で仕事をしている人は置いておいて、組織として動いている以上はバランスが大事だと思うんよね。
メインで働く人もいればソレを支えるポジションの人もいて、初めて組織が回るんよね。一極集中は時に一番効率の良いカタチの時もあるけども、どこかで限界が来ると思うんよ。
天才を殺す凡人じゃなくて天才を活かす凡人でありたいモンだよね。
今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。