【警察エッセイ】カッコ良いとはこういう事さ

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の紅の豚。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、カッコ良く生きていますかい？

『カッコ良いってどういった風にだよ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、どうせ生きるんなら男性であろうが女性であろうがカッコ良く生きたいモンだよね。

整形手術が当たり前の様に出来る時代だけども、顔の造形を変えるのはまぁまぁハードルが高いだろうから、そう易々と変えられるモノじゃないと思う。だけども、生き様だったり、立ち姿であったり、工夫次第ではいくらでもカッコ良くするのは可能だと花山は思うんよね。

例えば、顔がスーパーカッコ良かったりしたとしても、生き様が無様であったり、精神的に不細工だったとしたら、その人はブサイクだと花山なんかは感じちゃうのね。でも、顔がフライパンみたいな人だったとしたも、ジェントルマンでカッコ良い生き様をしていたら、やっぱりカッコ良いと思うんよ。

花山は生物学的には男としてこの世に生を受けてマインド的にも男なモンだから、男としてのカッコ良さを追求している研究者なんだけども、カッコ良く生きるっていうのは、なかなか大変でもあり難しいのが現実なんよね。

現実世界ではなかなかドラマの様にサラッとカッコ良くするのって難しいし、花山の様な5軍のモブ男だとカッコ良いの定義が曖昧だったりもするから、色んなモノに触れて自分がカッコ良いと思える男性をモデルに日々我究がきゅうしてる次第。

ちなみにだけども、皆さんは男性女性問わずに、この人カッコ良いなと思える人に出会った事はあるかい？

花山は警察官時代に出会った人で男が惚れる漢に会ってきたんよね。

■カッコ良いとはこういう事さ

某ジブリ作品のイケイケで激シブな赤い飛行機に乗った豚が活躍する映画の有名なキャッチコピーな見出しだけども、男が男に惚れるというのは総じて顔といった見た目じゃなくて、精神的なモノであったり、雰囲気や立ち姿だったりすると花山は思うんよね。

警察官は晴れて警察学校を卒業すると1年くらい実習生というカタチで指導員に付くん事になるんだけども、花山が初めて付いた指導員の方は年齢が50代半ばのナイスミドルなオジサン警部補だったんよね。そんで、この人が、まぁ渋くてカッコ良かったんよね。

一般的な50代くらいの警察官のオジサン達って、もちろん全員がそうじゃないんだけども、警察が好き勝手めちゃくちゃにやっていた最後くらいの世代の人達だから、まぁまぁめちゃくちゃな人や昭和を現代になっても引きずっている様な人達が少なくないんよね。ただ、花山が付いたオジサン警部補、分かりやすくKさんとでもしておこうか。Kさんは厳しさと優しさを双方兼ね備えたマリアージュみたいな人で、仕事については厳しかったんだけども、プライベートや仕事以外の事だと、優しくて気が利いて花山が女性だったら一撃で潮を吹いちゃう様なナイスミドルなジェントルマンだったんよね。

仕事に厳しいといっても、頭ごなしに叱るみたいなパワハラまがいな事は一切無かったし、理路整然と花山みたいなベイビーポリスでも分かりやすい様に論理的に教えてくれて、花山の成長を促してくれる様な最高で熱い指導をしてくれていたんよね。

Kさんは警察官時代というよりかは、花山の人生で出会った人達の中でも一番かもしれないと思えるダンディでナイスガイな男性だったんよね。

他にも、花山より一回りくらい上の世代の方で、めちゃくちゃ好意にしてもらって、助けてくださったナイスミドルな方々が何人かいたんよね。

その人達全員に共通して言える事なんだけども、とにかく人がすこぶる優しいんよね。もちろん、警察の仕事だから甘やかすとかそういう事は無いんだけども、厳しさと優しさを良い塩梅でやってくれて、かつ、階級だったり年齢だったりを関係なく接してくれたんよね。

警察官時代はこの人達みたいになって、自分もナイスミドルなオジサンになって部下が出来た時にイケオジと思われる様にせなアカンと思ったね。

■まとめ

花山の人生の哲学で、どんだけ不様な格好になってもダセェ生き方だけはしないでおこうという考えがあるのね。

このダセェ生き方というのは、例えば、人を陥れて自分だけが得する様に仕向けたり、人が嫌がる事をしてそれを楽しんだりする様な事といった、人としてあるまじき行為の事。

何かする時に花山は『それは自分の矜持が廃れないか？』というのを念頭に考えるんよね。

誰かに言うのが恥ずかしかったり憚れる様な事は、時に自分に負けてやってしまう時があるんだけども、出来る限りそういった事はやらずにカッコ良いと思える様な人になりたいモンよね。

今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。