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【警察エッセイ】ミスを笑う奴はミスに泣く

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中のミスター・スミス。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、ミスはしていますかい?

『テメェの記事を見ちまったのが人生のミスかもしれねぇな、この野郎。』というツッコミは置いておいて、仕事・プライベートどちらの場面でもミスしちゃうのが人間ってモンだよね。

花山はミスまみれな人生なんだけども、最近も仕事でまぁまぁのミスをしちゃって絶賛しょんぼり激萎えポヨヨン中。もちろん、色んな人から愛あるご指導ご鞭撻を受けて、次こそはミスらないという熱きパトスでミスを取り返している最中。

そんで、コレはミスした花山が言えた口じゃないんだけども、指導という名にかこつけて馬鹿にして嘲け笑われたりもしたんよね。ミスした花山が悪いんだけども、後から言いたい事を言うのなんて誰にでも出来るじゃない。

ミスする人が悪いのは百も承知。ミスしない様に努めるのが責任だし、一つのミスが組織に大打撃を与える事もあるからミスを無くす様に日々の研鑽は必要なのは事実。

でも、ミスを笑う奴はミスに泣くと花山は思うんよね。

警察官時代もミスを馬鹿にされた事はよくあったんよね。


■ミスを笑う奴はミスに泣く

ミスを限りなくゼロにするのは当然の責任だと思う。

だけども、上に立つ者が下の者がミスをした時に指導やバックアップはしないくせに馬鹿にしてミスを笑うのは間違いだと思う。

何度も言うけども、ミスした人が悪いのは事実。それでも、安全地帯から言いたい事を言いたい放題言うのは上に立つ者として、人間としてどうなんかなと思う。

どこも似た様な状況だと思うけども、若手というのは上司や先輩から皆がやりたくない様な仕事を回されるモンだよね。警察組織はソレが顕著で、人によっては上司や先輩の召使いの様にこき使われる事もあったりするんよ。

まぁ、ソレ自体は仕方のない事だとは思うのね。若手の頃から仕事を選べる事なんてほぼないし、文句が言いたければ結果で黙らすしかないじゃない。でも、若手の頃は仕事に不慣れでミスはどうしても付き纏うモノでもあるよね。その時に上司や先輩がちゃんと指導してくれる人ならいいんだけども、花山が付いた上司は割とミスを小馬鹿にしてくるタイプだったのね。

同じ現場に行っても面倒事の全てを押し付けられて、自分は誰でも出来る様な簡単な業務だけをこなして、後は『早く終わらせろ。』と『だったら、テメェも手伝えよ。』と言いたくなる様な人もいたのね。そんで、ミスしたら相手が目の前にいるのに馬鹿にして『コイツ何も出来ないんで。』と言われる始末。

そんな人だったから花山がいない時とかはてんやわんやしていて、職場内では仕事が出来ない人として陰口を叩かれていたんよね。

陰口は好きじゃないけども、安全地帯から人のミスを馬鹿にする人なんだから、仕方のない事だと思ったんよね。

■まとめ

他人のミスは明日の我が身。

コレは花山が社会人になってから心のど真ん中に置いている言葉なんよ。

ガキンチョの頃は他人がミスすると『自分じゃなくてラッキー。』と思っていたんだけども、ミスするって事はそれだけチャレンジしている事なんだなって大人になってようやく気付けたんよね。ありきたりな言葉だけども、何もしなければ当然ミスも起こらないんよね。

他人がミスをした時に自分がどういった思考や行動をとるのか。

他人のミスすらも自分の糧に出来る様な人はめちゃくちゃ強い人だと思うんよね。

今回は以上となります。
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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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