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【警察エッセイ】読みは深く

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の第六感。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、読みは深いですかい?

『テメェがこの後しょうもない事を言う事は読めるぜ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、世の中には読みが村上宗隆のバッティングゾーンの懐くらい深い、いや、マリアナ海溝くらい深い人がいるよね。

そもそも、日本には『先を読む』と言った類の言葉が沢山あるよね。

勘とか、予見するとか。

未来が見えるワケじゃないけども、長年の経験だったり、先を想像する発想が豊かだったり、ぼちぼちピッチャーが交代するから今の内にトイレを済ましておこうといそいととトイレへ駆け込む球場のオジサンの予想だったり、先を読むって行為は皆さんも日常生活でしているかと思う。

先が読めるか読めないかなら読めた方が良いとは思うけども、そんな簡単に先が読めるほどこの世界は高めに抜けたスライダーの様に甘くはないんよね。

野球例えがウザくなってきたところでぼちぼち本題に入るけども、警察官っていうのはある程度読みが深くある必要があるんよね。

今回はそんな先を読むハナシ。


■読みは深く

警察っていうのは難儀な仕事で、常にあらゆる想定をして仕事をしないとアカンのよね。

例えばだけども、交番に財布を拾ったと訪問者が来たとするじゃない。

普通に考えれば、わざわざ財布を拾って届けてくれた親切な人だねって事で一件落着だけども、そうじゃない可能性も往々にしてあるんよね。

一番最悪なのは、届けてくれた人が実はその財布を盗んだ人で拾ったふりをして中の金銭とかを抜き取って届け出てきたパターン。

正直、届け出されたタイミングでそこまで予見出来る人はいないけども、警察官っていうのは常に最悪の事を想定しておかないとアカンのよね。

落とし物を受け取った時点で被害届とかが出ていたらまだ対処出来たりするんだけども、後々になって被害届が出たりしたら後の祭り。

一応、拾得物の処理の時には書類は作るんだけども、わざわざ身分証まで確認したりしない事の方が多いから、偽名とか使われたらアウトだし、ホントに最悪な場合だと、警察官側が届け出してくれた物を素手で触ったりしていたら指紋とかと消えちゃうから、後々になって捜査しようとしてもかなり厳しいんよね。

そんな事をしていたら何でもかんでも疑わないとアカンやんって思われるかもしれんけども、実際のところ疑わないとアカンのよ。

疑ってばかりいるから嫌われるんだけども、警察官が何も疑わなければ誰も疑う人がいなくなるんよね。

現実的に全て警察官が常に最悪の想定をしているかっていうと、していないのが実情なんだけども、もし皆さんが警察と関わる事になった時には、ウザいくらい疑い深い警察官を信じるのが良いと思う。

花山の感覚的に疑い深い警察官は読みも深い警察官が多いから、そういった警察官の方が何かあった時に皆さんの助けになってくれると思うんよね。

■まとめ

日常生活で何でもかんでも疑うのはキツいと思うけども、読みは深くするのは必要な事だと思うんよね。

ニュースとか観ていると、『そんな事をやったらその後どうなるのか分からんかったの?』みたいな事って沢山あるじゃない。

そのケースが読みが浅かったのかどうかは分からないけども、日常生活を送っていく上でこの行為がどういった結果を生むのかって事を少しでもいいから考えておくと、何かあった時に受けるダメージが減ると思うんよね。

今回は以上となります。
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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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