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【警察エッセイ】満点は取らない

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の完璧主義者。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、100点を取っていますかい?

『簡単に100点取れる人間なんていねぇだろ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、何でもかんでも完璧にやろうとすると疲れちゃうよね。

それでも、世の中には完璧主義者の人が一定数いて、彼ら彼女ら完璧主義者は全てに完璧を追い求めるが故にどれもこれも中途半端に陥っていたりもするよね。

別に完璧を求めるのは悪い事じゃないんよ。むしろ、完璧を目指すのは良い事。誰だって100点の解答を出したいし、100点のモノを受けたいよね。

花山もなるべく仕事でもプライベートでも100点を出したいとは思っているんよね。まぁ、だいたい100点には程遠い結果になるんだけども。

ソレでも100点を目指してやっていかんとどんどんクオリティに低いモノしか出せなくなりそうだから日々奮闘中って感じだけども、仕事とかだと長時間掛けて100点を出すより短時間で70点〜80点をポンポン出す事が求められる時があるよね。

警察の仕事ってまさにそんな感じ。

今回はそんな完全と不完全なハナシ。


■満点は取らない

警察の仕事って基本的には100点を求められるんだけども、実際100点を出し続ける事はしてないんよね。

短時間で100点を出し続けられるバケモンもいたりするけども、花山みたいなちん○こ野郎みたいな奴が100点を出そうとしたら他の仕事が回らなくなっちゃうんよね。一般企業の方々でいう納期みたいなタイムリミットが警察の世界にもあって、1分1秒を争う場面も多々あるのね。

そういった時に完璧を追い求めてしまうと結果的に中途半端になっちゃう事があるんよね。中途半端な結果が一番アカンくて、誰に対しても失礼だと思うんよ。であるならば、100点じゃなくて多少のミスがあってもソレが些細なミスであれば有益なんよね。

限りある時間の中で限りなく100点に近い結果をポンポンと出す事がどの仕事をする上でも必要だと思うんよ。

実際に100点を追い求める完璧主義者がいる現場は業務が滞る事が多くて、誰の何の為に仕事をしているのか分からん人も警察にはおったりするんよ。警察がやるべきは自分の頭の中の100点を出す事じゃなくて、事件や問題をイチ早く解決する事じゃない。

警察が完璧を求めない事に嫌悪感を抱かせてしまうかもしれないけども、絶対に外しちゃアカンところは完璧にやって、残りの些細な事に関してそこまで根詰めない警察官の方が元警察官という立場ながらに優秀だと思うし、誰にとってもストレスのない警察官だと思うんよね。

■まとめ

100点を求めず70点〜80点くらいを出し続けられる警察官が優秀だと言ったけども、時には100点を出さなきゃアカン時もあるんよね。

少しのミスも許されない、その一つのミスが致命傷となる場面もあったりするんよ。そういう時に100点を出せる人って結局普段から100点を目指してやっている人なんよね。

よくいうけども、100点を目指してやるのと100点よりも低い点数を目指してやるのでは全く違うじゃない。

意味分からんかもしれないけども、花山的には現職時代は100点を目指しながら70点〜80点を取るみたいなイメージだったかな。

何よりあらゆる事に100点を目指して生きるよりも締めるところは締めて他は緩くやる方が生活に余白が生まれて楽な気がするんよね。

今回は以上となります。
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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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