【警察エッセイ】眼鏡は吹っ飛ぶしコンタクトは乾く

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の網角膜。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、視力は良いですかい？

『良すぎてあんなモノやらこんなモノまで何でも見えちまうぜ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、花山は視力が元々0.01くらいのド近眼だったんだけども、視力が悪いっていうのはホントに何の得もないんよね。

視力が悪くなったのは高校生になった時ころ。まぁまぁ怖いハナシで、リビングでいつもの様にテレビを見ていたんだけども、ある日急にテレビの画面が見えづらくなったんよね。画面が朧げになっているというか、字幕の文字が全然見えなくなったんよ。目の調子がたまたま悪いんかなって最初は思ってたんだけども、一向に回復しないから眼科に行ってみたら視力が0.1って言われたんよ

結構ショックだったね。

め゙は良いと思ってたんだけども、気付いた時には眼鏡がないと生活出来ない身体になってしまった事に残念で仕方なかったんよね。そっから花山の近眼眼鏡生活が始まって、バラ色の高校ライフが眼鏡な5軍生活になってしまったんよね。

高校時代の数少ない写真を見返すと、マジでクラスの5軍。

思い描いていた高校ライフとは真逆の生活を強いられて悔しくてコンタクトにしたかったんだけども、どうしてもランニングコストが掛かるからと親には拒絶され、眼鏡から出た苦汁を舐めさせられていたんよね。そんなドブ色の高校ライフを眼鏡一点のせいにしたもんだから、コンタクトにさえすればバラ色のキャンパスライフを送れると勘違いの極みの様な事を思って、大学ではバイト代でコンタクト生活を送っていたんよ。

そっからは眼鏡とコンタクトの2刀流生活を続けていたんだけど、まぁまぁ難儀な時が続いていて、今は少し前にレーシック手術をして、かつての裸眼生活を取り戻したんよ。

でも、警察官だった時はコンタクト中心の生活をしていて、それが結構ハードだったんよね。

■眼鏡は吹っ飛びコンタクトは乾く

晴れて大学を卒業ギリギリの単位で卒業して警察官になったんだけども、最初の半年間は警察学校という合法監獄施設にブチ込まれる事になっていたから、眼鏡とコンタクトのどっちにしようか悩んだんよ。まぁ、毎日コンタクト付けるのもダルメシアンだなって思って眼鏡にしたんよね。

そんで、これが大間違い。

警察学校って柔道や逮捕術みたいな格闘技とか水泳の訓練もあるから、眼鏡を物理的に掛けれないみたいな時が頻繁にあるんよね。コンタクトを一枚も持っていってなかったから、そん時に花山は視力0.01まで成り下がったノー装備な裸眼で挑んでいたんよ。

めっちゃ大変だった。

全然見えんから開花していない第六感をこじ開けて開花させたんだけども、そんな簡単には上手くいかんのよね。だから、警察学校時代が座学はまぁまぁだったけども、武道・訓練系がコテンパンの木っ端微塵な成績だったからトータルの成績も落ちこぼれ。

だけども、そんな大変な経験をしたにも関わらず何をトチ狂ったのか卒業後も少しの期間、眼鏡ポリスをやってたんよ。眼鏡ポリスは全国に数多いるけど、花山的にはようやってんなって思う。

警察の仕事って過酷な現場に行く事もまぁまぁあって、ケンカみたいな荒れた現場にも行く事があるんだけども、そんな現場はモミモミの揉みくちゃになるから、ちょっと緩めに掛けている眼鏡だと吹っ飛ぶんよね。花山も酔っ払いを抑え込む時に眼鏡が吹っ飛んだ経験があるんよ。

それから、さすがにコンタクトにせなアカンなって思ってコンタクトを買ったんだけども、コンタクトはコンタクトで色々と問題があるんよね。花山が選んでいるコンタクトがそういう物だったのかもしれないけども、めっちゃ目が乾くんよ。乾くんなら目薬を差せばええやんって思うかもしれないけども、現場によっては何時間も拘束される事もある警察の仕事において目薬一滴すら差せない時なんていくらでもあるんよね。そんで、花山は3交代制の24時間勤務をしていたから、当番が終わる時には目がバッキバキ。

マジで何時間着けてもビチョビチョに湿度を保ってくれるコンタクトを開発してくれんかなと当時は思ったね。

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花山は今となっては裸眼族だけども、過去に眼鏡については通算で10個以上は作ってたんだよね。

視力が低下したから作り直した時もあれば、デザインに飽きて作りにいった時もあるんだけども、何個かは断腸の思いで作り直した時があったんよね。

一つ目はPOLICEの眼鏡。

警察官だからPOLICEの眼鏡を掛けてたという激寒な感じなんだけども、結構気に入ってたんよ。値段もそこそこして、丁度警察学校を卒業する時に作ったから思い出の眼鏡でもあったんよね。

そのPOLICEの眼鏡はゴミ屋敷の中で息絶えてしまったんよ。とある日の通報でゴミ屋敷内での安否確認があって行ったんだけども、絵に描いた様なゴミ屋敷だったんよ。木造の2LDKぐらいの家だったんだけども、畳が見えないくらいゴミが散乱していて、畳も特級呪物みたいになってたんよね。キモって思ってた矢先に何の因果が働いたのか、花山の眼鏡がスルスルと落ちてその特級呪物にジャストミートしたんよ。花山の清楚系眼鏡が汚染されちまったんよね。さすがにどんだけ洗ったとしても着けるのは憚られたから涙を堪えて破棄したね。

もう一つはZofuで買った眼鏡。

ファスト眼鏡ブランドの眼鏡だからそんなに高価な物でもなかったんだけども、Zofuの中では結構リッチなお値段の物だったのね。ビジュも気に入っていて、敢えてコンタクトじゃなくてこの眼鏡を掛けて生活していたぐらいなんだけども、この眼鏡も息絶えてしまったんよ。

留置場で勤務していた時なんだけども、留置場って留置場内でも暴れる様な輩を収容する為の保護室という居室があるのね。そこに入れざるを得ない留置人がいて、結構頭がヤバめの輩だったから保護室内で糞尿を巻き散らかしてたんよ。さすがにそのままにしておけないから特殊清掃みたいな格好をして掃除をしていたんだけども、真夏のクソ暑い時だった上に防備服を着ているから滝の様に汗が出ていたんよね。汚くて臭かったからブツブツ文句を言いながら掃除してたんだけども、またもやスルリと眼鏡がまだ掃除しきっていないその保護室の汚物まみれな床にビックバンかめはめ波したのね。さすがに糞尿まみれの眼鏡を掛けるほど人間は辞めていないから即行で破棄したんよ。

以上の事から花山が学んだ事は、オキニな眼鏡は仕事に着けていっちゃアカンって事。

■まとめ

レーシックを経験した者として、決して安い治療じゃないけども、多少お金に余裕がある方はレーシックやICLを受けて視力を改善した方が良いなって思う。

視力って生きてたら一生付き纏うモノだから、どちらも数十万って高額な治療だけども、早くやれば早くやるだけコスパの良いモノになるから、花山も早めにレーシックの治療を受けられてホントに良かったと思う。

自己責任だから過度にどちらもオススメ出来ないけども、ネットの意見だけを信じて危険だと否定せずに、一回眼科に足を運んで実際に意見を聞いてから考えてみてはいかがかな。

今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。