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【警察エッセイ】質問の質

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の質問者。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、質問はしていますかい?

『ところでテメェは誰ですか?…ほら、質問してやったぞ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、疑問に思ったり分からない事があったら質問ってするよね。

花山もよくGoogleに質問をするんだけども、誰かに質問するのが苦手な人っていると思うんよね。周囲にキツい人しかいなかったり、逆に自分が現状一番知識があるといった環境的な要因だと致し方ないけども、花山みたいに聞けばすぐに解決するのに自分で答えを捻り出したいといった野郎もいるかと思う。

今までの経験上、分からない事はすぐさま分かる人に質問するべきだと言う事は分かるんだけども、花山のちっぽけなプライドが邪魔するんよね。

あと、質問に対して思う事は、質問者がマヌケな質問しかしないと回答者もマヌケな回答しか出来ないと思うんよね。

今回はそんな疑問を疑問で返すなって感じのハナシ。


■質問の質

花山もよくやりがちなんだけども、何か疑問に思った事について質問する時に、抽象的過ぎる質問をしてしまう事があるんよね。

よくしてしまうのが『○○が分かりません。』と風呂敷を盛大に広げている様な質問。

花山の様なシャバ僧でもたまにこういった質問を受けたりするんだけども、あまりにも抽象的過ぎる質問って回答が難しいんだよね。1から10まで分からないた思って1から説明し始めたら、なぜか途中の5とか7だけ知っていたり、まとめて1から10まで説明するから頭に入ってなさそうな顔をされたりなどなど、花山の様な凡夫じゃ上手く回答が出来ないんよね。

警察官時代もよくこの抽象的質問をやらかしていて、何も考えずに『○○が分かりません。』と質問したら、『○○のどこの何が分からんか言わないと回答出来ないだろ。』と一喝を喰らった事があるんよね。こういった経験が冒頭で話した疑問を自分で解決しようとする事に繋がるんだけども、実際のところ難しいと思うんよね。

今の時代、様々な事がデータベースかされている会社や組織がほとんどだろうから、具体的にどこが分からないかって分かったら、一旦自分で解決しようと試みる人の方が多いと思うんよね。一方で、そこまで出来る人の質問の質って高いと思うんよね。

例えば、『○○のこの部分について資料で調べて△△までは分かったんですけど□□についてはどこにも載っていなくて分からなかったので□□の部分について教えてください。』みたいなかなり具体的な質問が出来ると思うんよ。ここまで具体的に質問をくれたら回答する側も質問者に合った端的な回答が出来ると思うから、質問者の質もめちゃくちゃ大事だと思うんよね。

欲しい回答を得る為には質問の質もちゃんと上げないとアカンのよね。

■まとめ

『分からない事があれば何でも聞けよ。』と言われたにも関わらず、聞いたら『そんな事は自分で調べろ。』と途轍もない梯子外しをされた経験がある人もいるかと思う。

花山も幾度もなくこういった経験をしたんだけども、だったら初めから『俺には何も聞くな。』と言われた方がマシだと思うんよね。知識がないなら早急に身に付けないとアカンのは事実だけども、経験やキャリアが長い人物が知識でねじ伏せてくるのは如何なモンかと思うのね。

質問が抽象的過ぎたら、具体的に質問した方が良いよと教えられるくらいの余裕さは持っておいてほしいよね。

今回は以上となります。
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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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