【警察エッセイ】ぽっぽやポリス

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中のぽっぽ屋。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、鉄道には乗っていますかい？

『毎日毎日満員電車の荒波に乗っているぜ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、鉄道大国である日本にとって鉄道は主な移動手段の一つだよね。

通勤･お出掛け･旅行などなど、鉄道に乗る機会は多いかと思う。

中には熱烈な鉄道マニアで、撮り鉄だの乗り鉄だのたまに問題を起こしたりもするけども、情熱を注ぐ何かが鉄道にはあるんよね。

花山も様々な場面で鉄道を利用していて、車窓から見えるのどかな風景をぼんやりと見るのが堪らなく好きなんよ。だから、移動手段は車より鉄道の方が好み。　

そんな鉄道だけども、編成数が多い鉄道といえども閉鎖された空間が故に時に悲惨な事件が発生したりもするんよね。

そんな時に特別に動く部隊があるのね。

その名も鉄道警察隊。

今回はそんな鉄道のハナシ。

■ぽっぽやポリス

鉄道警察隊。

その名の通り、鉄道内及び鉄道施設内における犯罪や問題に対して動く専門部隊なんよ。基本的には規模の大きい駅に詰所が設置されているんよね。

『鉄道警察隊が動かなきゃアカンほど鉄道内や鉄道施設内で事件なんて起きるの？』と思われる人もいるかもしれないけども、まぁまぁ起きるんよね。もちろん、駅の規模や利用者数の数で大きく発生件数は変わるけども、痴漢･盗撮･スリなどなど鉄道内で行われる事が多い犯罪は毎日の様にどこかしらで起きているんよね。

花山はまぁまぁ大きい駅が管轄内にある警察署の留置所で働いていたんだけども、週に1人くらいのペースで鉄道警察隊絡み案件の人が捕まって来てたんよね。

そんな鉄道警察隊だけども、隊員になる人はまぁまぁ優秀な人というイメージを花山は持っていて、取り扱う事案が逮捕案件になる事が多いから現場での判断能力が優れていないとアカンし、鉄道施設内って人混みなモンだから、だいたいの人が逃走を試みるんよね。そんな時に、逃げられずに捕らえられる体力と捕まえた時に抑え込むチカラが必要だから、まさしく走攻守三拍子揃った人がやっているイメージなんよ。

その他だと、犯罪を未然に防ぐ為に駅構内をパトロールするのはもちろん、実際に鉄道に乗って鉄道内で何かが起きた時に対応するといった、『警乗業務けいじょうぎょうむ』もやったりするんよね。

人混みである事に加えて人混みが故に紛れ込む事が出来る事から、鉄道内や鉄道施設内での犯罪はなかなか減らないのが現状なんよね。

本来なら全ての鉄道で安全面を確保するべきだけども、実際には難しいところもあるよね。

万が一皆さんが鉄道内で何かしらの被害を受けたらすぐに警察に連絡してほしい。

それが卑劣な犯罪者達に対して出来る今のところの唯一な事だと思うんよね。

■まとめ

鉄道絡みの事件といえば、痴漢が真っ先に思い浮かぶ人もいるかと思う。

花山も大人になるまで知らなかったんだけども、世の女性の多くが痴漢された経験があるらしいんよね。

実際に痴漢被害を受けた女性に対して、男性代表として花山が謝罪したい。

ただ、一つ言いたいのは世の男性のほとんどは、同じ男性として痴漢してしまう人の気持ちが分かるってワケじゃないんよね。癖だから痴漢に興奮する事は理解出来るけども、それを現実にやってしまう考えは全く分からないんよ。

痴漢被害を受けた事で鉄道に乗れなくなったって女性の声を聞くとホントに悲しくなるんよね。

今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。