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【警察エッセイ】アンパンと牛乳

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中のアンパンと牛乳。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、張り込んだ経験はありますかい?

『どうなったら日常生活で張り込みなんてするんだよ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、花山の様な大人になっても精神年齢が童貞ち○こな野郎は張り込みする事に憧れがあるんじゃない?

張り込みといえば刑事ドラマの象徴的なシーンで、ベテラン刑事と新米刑事がペアを組んで、若手刑事がパシリでアンパンと牛乳を買ってくるなんてシーンはなぜか日本国民の脳裏に刻まれているよね。 

実際のところ、張り込みの時に刑事はアンパンと牛乳を食しているのかどうか気にならない?

花山は過去に警察官という仕事をしていて、ガチモンの張り込み経験があって、夢を砕く様で悪いんだけども、張り込みにアンパンと牛乳を食している人なんていないんよね。

じゃあ、張り込み中に警察官は何を食しているのか?

今回はそんなお腹が空くようなハナシ。


■アンパンと牛乳

張り込み中に警察官は何を食しているのか?

全国津々浦々の警察官がどうしているか分からんけども、花山の知る限り張り込みに何かを食している警察官はいなかったんよね。

そう、何も食していないんよ。

そもそも、張り込みとは何をする為にするのかというと、犯人又は犯人と思われる人間の動静監視をする為に行う捜査であって、ハッキリ言って何かを食している場合じゃないんよね。だから、例え一人でも現場から目を離すなんて事はなくて、トイレも空腹も我慢しながら長時間耐えなきゃアカンのが張り込みなんよ。

あんまり詳細には書けないんだけども、張り込みって刑事ならではの捜査じゃなくて、普通に全警察官がやる様な捜査なんよね。花山も張り込み経験はあって、経験したのは1年目の警察学校を卒業してすぐくらいだったのね。

そん時、管轄管内で踏切の非常停止ボタンが非常時でもないに関わらず、何度も押されるという事案が発生していて、その時に踏切近くで張り込みをしていたんよね。寒空の下でプルプルと震えながら張り込みをしていて、結局花山が張り込んでいた時には犯人はやって来なかったんだけども、別日でちゃんと捕まったんよ。

とは言え、張り込み時にホントに何も食さないかというと、そうじゃない時もあるんよ。表現がムズいんだけども、比較的緩めな張り込みの時もあって、そん時はコーヒーだったりお好みのお菓子とかを持参する人もいるんよね。

まぁ、少なくとも、アンパンと牛乳を持ってくる人はいなかったけどもね。

■まとめ

張り込みに対しての夢や希望を打ち砕いてしまったかもしれないけども、まぁ、コレが現実よ。

張り込み経験が花山は少なかったから、もしかしたら何百回・何千回と張り込みをしている人は独自の張り込み時の過ごし方を心得ているかもしれないけども、アンパンと牛乳はドラマ制作の人が作り出したモノだと思う。

実際の張り込みは何を食するかなんてどうでもよくて、誰と張り込むかの方が重要だったりするんよね。

基本的にはベテランと若手というペアが多かったりするんだけども、話しやすいベテランの人だと楽しい張り込みになる一方で、気の難しい人と組んでしまうと張り込みで気を張っておかないとアカン上にペアに対しても気を張らないとアカンからまぁまぁシンドいのね。

張り込みに全神経を注げやと思われるだろうけども、長時間の張り込みにはそういった息抜きも必要なんよね。

今回は以上となります。
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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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