【警察エッセイ】異端児
ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の異端児。
元警察官の花山烏一です。
皆さん、異端ですか?
『テメェの質問が一番異端だわ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、世の中には異端扱いされている人達がいるよね。
そもそも『異端』という字を辞書でペラペラと調べてみると『正統な道から外れていること』との事。
『まさしく自分の事だ!』という自称異端児は遥か彼方の此方へ吹き飛ばしておいて、本人は無自覚ながらも異端な人って組織に属していたりするといるよね。
昨今の一億総何でもあり社会だと、少し前なら異端とされていた事も、その人の個性だとして捉えられてあたかも異端じゃないみたいな風に扱われる事もあるけども、それでも燦々と輝く異端児というのは現れるモンよね。
花山はかつて警察官をやっていたんだけども、もれなく各都道府県警察の警察官は警察学校という現代の軟禁施設に行かなアカンのよね。
様々なタイミングで警察学校はイカれているハナシをしているんだけども、ホントに何度も辞めてやろうと思ったくらいキツい場所だったのね。コレは花山だけじゃなくてほとんどの警察官が同様に思う事なんだけども、稀に『警察学校楽しかったから戻りたいな。』と言うアタオカな人が現れるんよね。
正直、花山は1億円貰えるって言われても熟考するレベルで警察学校には戻りたくない。
今回はそんな異端なハナシ。
■異端児
皆さんも何となく想像出来るとは思うけども、警察学校って超厳しい場所なのね。
理不尽包囲網が敷かれている場所で、さすがの花山も20歳を過ぎて、こんな目に合うとは思わなかったと感じるくらい理不尽な場所なんよ。
なぜそんなに理不尽な場所なのかと言うと、そもそも警察がやっている仕事は理不尽な事ばかりで、寝食の時間が奪われるのはもちろん、休日までも奪われるのは警察にとって当たり前の事なんよね。
相手にする人達も犯罪者や犯罪者じゃなくても常識が通じない理不尽・オブ・ザ・ワールドなモンだから、警察学校の教官達も少しでも理不尽に耐性を付けさせる様にやってくるのね。そんな場所だから、途中で辞めてしまう人達もいて、花山自身も辞める寸前までいった事があって、当時の写真を見返すと頬はゲッソリとして目から光が奪われているんよ。
そんな数多の警察官を苦しめてきた警察学校だけども、稀に警察学校での生活を楽しめる異端児が現れるんよね。
花山の同期にもそんな異端児がいて、確かにその同期は警察学校での生活に何も不満を言ってなかったし、理不尽な事も理不尽と思わずやっていた節があったんよ。
『あぁ、こういう人が生まれながらの警察官資質がある人なんだな。』と花山はそん時に思ったね。
その同期は当然の如く、優秀な成績で警察学校を卒業して今でも花山がいた都道府県警察の第一線で活躍してるんよね。
古代では異端である事が人の命を奪うまでの事であった時もあったけども、現代では異端である事が他の追随を許ささない輝かしい人になれる事なんかもしれないね。
■まとめ
当時は思わなかったけども、今ではその同期の異端な考えが花山の糧にもなってたりするんよね。
異端という事はそれは人と違う事。人と違うという事は他の人とは違う結果が出せる事。違う結果が出せるという事は他の人とは違う評価が得られる事。
無理して人と異なる必要はないけども、異端である事を恐れずに前へ進めば、見た事もない景色が見えるかもしれんよね。
今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。