【警察エッセイ】クロスファイヤー
ハイどうもぉ。
皆さんの心の中のクロスファイヤー。
元警察官の花山烏一です。
皆さん、クロスファイヤーしていますかい?
『またワケの分からん質問してきたな、この野郎。』というツッコミは置いておいて、クロスファイヤーと言えば、サウスポーが右バッターのインコースにズバンとエグり込む球って、おっと、ついつい警察エッセイなのに野球のハナシをしちまったぜ。
最近野球ネタを小刻みにスクイズするかの如く入れ込んでいる花山だけども、勘の良い野郎どもはお気付きかと思うけども、花山は元野球少年なんよね。
『だから何だよ。』というツッコミはナンセンス。
今となっては野球というスポーツはオオタニサンしか目立ってないマイノリティだけども、花山がガキンチョのころはメインストリームど真ん中のスポーツだったんよね。
巨人戦はなぜかずっと放送していたし、なんなら巨人の選手がCMにもバンバン出てて、野球というスポーツが国民の一大エンタメだったんよ。
って、段々と何の前置きか分からなくなってきたところで、クロスファイヤーとは一般的には野球用語でここぞという場面でインコースにスパーンとエグり込むボールなんだけども、この相手が意図していない場面で勝負をエグり込む事って日常生活でもあると思うんよね。
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いや、日常生活でそんな事はないか。
まぁ、警察官は結構クロスファイヤー的な質問を勝負所で使ったりするんよね。
今回はそんな内角ギリギリなハナシ。
■クロスファイヤー
警察官には2種類のタイプがいて、最初からド直球のストレートをど真ん中に投げ込む様に質問するタイプと、色んなコースに直球と変化球を投げ分けて勝負所で決め球を投げ込むタイプの2種類がいるんよね。
どちらが正解ってワケじゃないけども、花山の2種類感覚的に後者のタイプの警察官の方が、相手にした時に厄介なんじゃないかなと思う。
ド直球の分かりやすい質問っていうのはパワーが乗っかっている分だけ差し込まれた時の威力は凄いんだけども、次にどんなのが来るのか分かりやすい事もあるから、相手に考える隙間を与える場合があるのね。
一方で、一見関係あるのかどうか分からない質問をしてきたりして質問を散らばしてくるタイプは回答する側も色んな質問を想定しなきゃアカンし、その考えている隙に核心を付く質問をされた時に答えられなかったりするんよね。
警察官が職務質問して、された側が何かしらのかやましい事がある時ってほぼ真っ当に答えてくれる事ってないんよね。
そんな時にド直球しか投げられない人だと平行線をたどるだけになりがちなんだけども、勝負所を探るタイプはとにかく何でもいいから相手に質問をして回答させるという図式を作って、ここぞって思った所でエグる様な質問をするんよ。
どんな世界でもそうだけども、勝負所を分かっている人っていうのは、仲間としてほしいモンよね。
■まとめ
警察の職務質問に限らずだけども、皆さんも仕事とかで相手から核心をエグる様な質問をされた経験はあるかと思う。
穏やかな感じで話していたのに、急にスイッチが入ったかの様にコチラが回答に困る質問をされた時は冷や汗をかいてドキがムネムネするよね。
あんまり日常的に使うと嫌われちゃうけども、仕事やプライベートで相手を納得させたい時には、スタートからゴールまでの配球を考えて最後に差し込んでやると上手くいったりするかもしれないよ。
今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。