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【警察エッセイ】反則金滞納の末路

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の反則金。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、反則金はちゃんと納めていますかい?

『何勝手に反則したと決めつけていやがるんだ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、最近こんなポスト(旧ツイート)をX(旧Twitter)でしたのね。

シャバ僧の花山が一丁前に苦言を呈しているやつなんだけども、この記事自体はスピード違反についての記事だったんだけども、皆さんもご存知の通り交通違反をすると警察官に取り締まられて納付書を渡されるんよね。

交通違反の中には『反則行為』と『非反則行為』の2種類があって、『反則行為』は項に応じた反則金を納める事で点数付与だけで済むモノであり、『非反則行為』は無免許や飲酒運転とかの点数付与に加えて、刑事事件として取り扱うモノなのね。まぁ、細かい事だから覚える必要はナッシングゼロなんだけどもね。

要は反則行為に該当する交通違反をすると反則金を納めなきゃいけないって事を覚えてくれればナイスな感じ。

そんで、なんでXにこんなポストをしたかっていうと、確かに反則金は義務で納めなきゃいけないってワケじゃなくて、交通違反をしていないと思うのであれば否認して争う事が出来るんだけども、だからといって任意で納めていいって事が広まると、納めなくていいかって人がちょいちょい現れる得ると思ったからなんよね。

ただでさえ、様々な警察業務に対して『任意だ、任意だ。』と任意オバケが世の中に溢れかえっているから、交通違反するも任意オバケで溢れかえったら、この国の司法は終わっちゃうよ。

というのも、この記事でも触れてるんだけども、交通違反の反則金の納付は当たり前だけども、逃げ得を許さない様にしてるんよね。


■逃げ得は許さない

反則金を納めた事がある人は分かると思うけども、反則金はその場で警察官に納めるのではなくて、金融機関に行って納める必要があるのね。コレが違反者が余計に腹立てる要因の一つでもあるんだけども。

そんで、違反した日から土日を挟むと若干ズレるんだけども、概ね1週間以内に納めないといけないのね。それを過ぎてしまうと、違反した現場で渡された納付書が使えなくなるから、都道府県警ごとに設置されている『交通反則通告センター』って所に新たに納付書を取りに行かないとアカンのよね。

ここも違反者の怒りポイントで、新たな納付書を受け取りに行く場合『違反した場所の管轄の交通反則通告センター』でしか直接受け取れないから自宅から遠くで違反した場合は、ちゃんと期日を守らないととんでもない目に会うんよ。と、さすがにそれじゃ違反者に負担が多過ぎるって事で郵送でも対応可能なんだけども、郵送料が掛かるからどのみちサッサと納めた方が懸命なんよね。

そんでもって、期限が過ぎても納付しないうんち野郎達がどうなるかって言うと、行政処分で終わるというアメから刑事手続きへの移行というムチに変わるのね。

昔の事は分からないけども、今だと普通に逮捕状を取ってパクりに行くから、納めなくても逃げ切れると思ってる人が万が一にもいたとしたら一刻も早い納付を勧めるね。

■まとめ

Xにも書いてある事だからわざわざ書かなくてもいいんだけども、交通違反したかどうかなんて運転している自分が一番分かるんだから、止められた時には素直にというか、パッと対応した方が潔くて良いと思うんよね。

ただ、極めて極めてきわめーて稀なケースで交通違反かどうか微妙なのに処理しちゃったり、最悪のケースだと違反してないのに違反として処理されちゃう事もなきにしもあらずだから、そういった時は毅然として警察官に対抗するべきだと思うし、そんなモノは認めちゃアカンのよね。

もし、自分の中の悪魔が『納付しなくてもいいよ。』と言って囁いてきたり、周りのうんち共が『納めなくても逃げれる。』なんてクソみたいな事を言ってきたとしても、せめてものこの記事をお読みいただいた皆さんには粛々と札束を握り締めて納めてほしいね。

今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。

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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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