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【警察エッセイ】残酷な元警察官のテーゼ

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の零号機。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、残酷な経験をした事はありますかい?

『残酷だけども美しいこの世界に何とか生きる希望を見出しているよ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、この世界で生きていると残酷な場面に遭遇する事があるよね。

花山も残酷な場面に直面した事は何回もあるし、その度に悲しみに打ちひしがれて絶望感に追い込まれた事があったけども、後々になってあの時の経験が糧となって生きているんだなと思わされる時が歳を重ねる毎に増えていったんよね。

出来る限り残酷な場面には遭遇したくはないけども、残酷な状況に目を背ける事なく立ち向かわないとアカンのが警察官なんよね。

今回はそんな残酷なハナシ。

◾️残酷な元警察官のテーゼ

あまりの残酷さに絶望感に打ちひしがれた経験がない警察官はいないと思うんよね。

今後の人生に多大な影響を与えるであろう犯罪に巻き込まれたり、幸せな時間が何の前触れもなく奪われたり、愛すべき人間を失った人間の悲しみは、警察官だとしても耐え難いモノなんよ。

そんなまともに生きていたら滅多に遭遇しない残酷さに警察官の魂は緩やかに蝕まれていくのね。

そもそも警察官という職業は誤解を恐れずに言うと死神の様なモノで、誰かの不幸がなきゃ存在価値のない仕事だと現職時代から思っていたんよ。

この世界に病気や怪我が無ければ医者は要らないし、この世界に火事が無ければ消防士は要らないし、この世界に犯罪が無ければ警察官は要らないんよね。

もちろん現実的に病気や怪我はあるし、火事もあるし、犯罪もあるからどの職業も必要不可欠なんだけども、人の不幸の上に成り立っている仕事は残酷に直面する事が宿命としてあるんよね。

花山自身も辞めた身だから偉そうな事は言えないんだけども、残酷さに耐えられなくなって警察の世界から消えていく人は多いんよ。

もしこれから警察官とか消防士とか医者とか誰かの残酷な状況を救ってあげる仕事に就こうとしている人がいたら覚悟を持ってほしい。

一生に数回経験するかどうか分からないレベルの残酷で絶望的な状況を幾度となく経験する事になる事を。

そして、知っておいてほしい。

アナタの周りには同じ状況を経験する仲間がたくさんいるという事を。

警察の世界は逃げ出したくなる様な残酷で絶望的な世界だけども、同じ状況を共に乗り越えようとしてくれる仲間がたくさんいる美しい世界でもあるんよね。

◾️まとめ

年の暮れに何だか暗い記事を書いちゃって申し訳ないんだけども、とある方に読んでもらいたくてこの記事を書いたんよね。

夢や希望を打ち砕くのは簡単だけども、そんな事に悦に浸る人間にはなりたくないし、可能性は低いけども、その方が苦しい状況に陥った時にこの記事の事を思い出してくれたら、それだけでこの記事を書いた意味があると思うんよ。

最近はどこのニュース番組を観ても、どのネットニュースの記事を読んでも、暗い話題ばかりじゃない。

暗くなる様な事が起きるのは仕方のない事だと思うけども、暗い事が起きても、じゃあ今後はどうやって明るい方向に持っていこうかって事も言わないと、ただただ暗いだけで終わっちゃうじゃない。

どれだけ悲しくて、どれだけ苦しくて、どれだけ残酷で絶望に打ちひしがれたとしても、いつかは前を向いて進まなくちゃアカンし、誰かにとって前も向くキッカケになれる様な存在でありたいと思うんよね。

今回は以上となります。
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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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