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【警察エッセイ】最後の砦

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の最後の砦。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、ヤバい人間ですかい?

『テメェが一番ヤバい奴だろ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、この世の中にはヤバい人達がたくさんいるよね。

良い意味でヤバい人もいれば悪い意味でヤバい人もいる混沌とした世の中で、我々は日々生き続けているんだけども、自分がヤバい側の人間なんかもしれないと感じながら生きている人は少ないと思う。

どんだけヤバい人も自分にとってそれが普通だと思って生きているモンだから、周りに言われなきゃ気付かないだろうし、言われたとしても理解出来ない事も往々にしてあるかと思う。

なかなか自分の事を客観視するのって難しい事だと思うし、花山自身もそうだけども、人間って周りと比べて自分はこのヤバい人よりかはマシだなと思いたい生き物だから、自分がヤバい人間である事を認めて改心する事は難しいんよね。

なんか、ずっとヤバいヤバいって言っているとヤバいのゲシュタルト崩壊が起きそうなんだけども、警察の様な治安を守る側の人間でもヤバい人ってたくさんいるのね。

今回はそんなヤバい人のハナシ。

◾️最後の砦

警察にヤバい人が多いって言ったけども、もちろん警察だってヤバい人を三顧の礼で迎え入れるワケじゃないから最初の採用試験の段階で弾くのね。

とはいえ、採用試験だけじゃ全てのヤバい人達を炙り出す事って出来ないんよ。

そんなヤバい人達を最後に見極める事になるのが警察学校になるのね。

警察官は採用試験に合格しても最低半年間は警察学校という現代の軟禁施設に幽閉されるんよ。

逆を言えば、皆さんが普段目にする交番にいる警察官やパトカーに乗った警察官の様に外での活動はしてないって事なんよね。

外で働くって事は110番通報が入れば現場に向かうし、事件が起きれば捜査をするんよ。

そんな現場にヤバい警察官が来たらホントにヤバい事になるんよね。

まともにコミュニケーションが取れない・最低限自分がやらなきゃいけない事が分かんない・やっちゃいけない事をやってしまう。

そういったヤバい人達を世の中に出さないために警察学校は機能している面もあるのね。

だから、必然的に厳しくなるし、ヤバい人達への風当たりは強くなるんよ。

警察学校でのパワハラがたまに問題になったりするけども、元警察官の立場としては厳しくせずに本来なら世に出しちゃアカン警察官を出し続ける事になる方がよっぽどヤバいと思うんよね。

パワハラを容認しているワケじゃなくて、夢や希望を持って警察官になったのに警察学校で辞めさせ様なんて酷いと思うかもしれんけども、皆さんが警察を呼んだ時にヤバい警察官が来たら嫌じゃない?

警察官は採用試験に合格した時じゃなくて、警察学校を卒業した時に初めて自分の事を警察官って呼べるんじゃないかと思うんよね。

◾️まとめ

今回の記事は芋けんしーさんからお知恵を拝借させていただき書いた記事となります。

警察学校時代の事を思い出すと今でも吐きそうになるんだけども、人生の中で理不尽が日常な生活を経験出来た事は良かったなと思うんよね。

警察学校での生活を乗り切ったからこの先何でも出来るって事はないんだけども、理不尽な事だったり、自分の思い通りにいかない事だったり、抑圧された環境っていうのは成長に必要だったりもするんだなと思ったんよね。

まぁ、だからと言って警察学校に戻れるかっていうと、絶対に戻りたくないんだけどもね。

今回は以上となります。
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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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