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【警察エッセイ】思考停止で動かない

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の脊髄反射。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、反射神経は良いですか?

『反応が良過ぎてテメェの記事にもすぐに気付いたぜ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、人間には誰しも『反応』という能力が備わっているよね。

熱い物を触ったら瞬時に手を離すみたいな反射もあれば、一旦自分の中で受け止めてどうするか吟味してから表す反応もあったりして、人それぞれ程度はあれども反応速度は違うよね。

スポーツをやっていたら反射速度は速ければ速いほど良いかもしれないけども、日常生活ではそんなに速くなくても問題はないよね。と言うよりかは、運動能力的な反応速度は鍛え様と思ってもそう簡単に鍛わるモノでもないから、生まれ持った才能によりけりだと思うけども、何かある出来事が発生した時にそれに対する反応速度は経験や訓練でいくらでも鍛えられると思うんよ。

普通の会社員の方も当てはまる所もあると思うけども、警察官の様な仕事をしていると反応速度の速い鈍いで結果が変わる事もあるのね。そんな環境だから、何か起きたらすぐに反応する様な生活を送っていたんだけども、段々とミスだったり精度が落ちていったんよね。

ソレは『反応』じゃなくて『反射』で動く様になっていたからなんよ。


■思考停止で動かない

何か起きたら後先考えずに取り敢えず動くという事は大事な考えだとは思うのね。

ただ、若手だったり経験が浅い内はそれでも良いんだけども、ある程度キャリアを重ねていったら、対応の精度も徐々に上げていかなきゃアカンのよね。

コレが『反射』と『反応』の違いだと思うんよ。

どこの世界でもそうだと思うけども、若手の頃ってアレもコレもやれって上司や先輩に言われるモンだから、大して何も考える余裕もなく物事にとっかかるモンだよね。ソレは上司だったり先輩だったりが、何か不具合が起きたとしてもカバーリングしてくれるから成り立っているんよね。

だけども、月日が経てば立場も変わって、部下や後輩が出来て指示をしなきゃアカン時が来るんよね。そんな時に後先考えずに反射で動いていたら、本来カバーリングに回らなきゃアカン立場なのにシッチャカメッチャカになっている様な状況を花山は警察官時代に実際に見ているんよね。

反射で動く事が悪いって事じゃなくて、立場や状況によっては多少対応の速度を落としたとしても、一旦自分の中で受け止めてから、どうしようか考えて考え得る最善の策を講じなきゃアカンと思うんよ。

思考停止で目の前で起きた事に対して反射で動いて良いのはルーキーの頃まで。ソレが警察官時代に反射で動いてミスが増えた時に改善した花山の今の考えなんよね。

■まとめ

反射で動くって大変そうに見えて、実は結構楽な事だと思うんよ。

何も考えずに動けば良いだけだから、思考が停止している分、楽な事だと花山は思うのね。一方で、反応は反射で動きそうなところを思考もプラスしていかなきゃアカンからずっと大変なんよ。と言っても、いきなり反射だけで動いていた人が反応で動ける様になるかっていったら、それはそれで難しい事だろうから、意識してやっていかなアカンと思うんよ。

意識して意識して頭の中がらめぇってなるくらい意識してやったら、気付いた時には無意識に反応で動ける様になっていると思うから、反射が癖付いている人は反応して動ける様に訓練していくのが今後の人生の血となり肉となると思う。

今回は以上となります。
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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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