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【警察エッセイ】性善説のもとに成り立つモノ

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中のスーパーカー。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、車は持っていますかい?

『愛車をブイブイいわせてんぞ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、昨今は若者の車離れが深刻であるけども、実際のところはどうなんかね?花山みたいな奴は『そりゃ、昔に比べれば若者の数が減っているんだから、パーセンテージ的には減って然るべしだろ。』ってエセ論破ニキみたいな事を思ったりしているんよね。

ちなみにだけども、花山は平成7年生まれの現在29歳なんだけども、カテゴリーは若者で良い?若者の仲間に入れてもらってもいいん?

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という事で、全員賛成で若者に入れてもらえた花山だけど、花山も今は手放してしまったんだけども、ちょっと前までは車を所有していたんよ。花山は某都道府県警察で警察官を5年間ほどやっていたんだけども、車を購入したのは警察官時代。警察をしていると真夜中に急に呼び出しを喰らって行かなきゃアカン時があったから車を購入したんだけども、警察を辞めた今はなくても困らんから手放しちゃったんよ。じゃあ、今はまったく車に乗っていないかというと、嫁の車に我が物顔で乗っているんよね。

そんで、車は便利で現代社会を生き抜く上でまだまだ必要な物ではあるけども、時に恐ろしい殺傷道具にも変貌してしまうんよね。


■性善説のもとに成り立つモノ

車という物が誕生して100年くらいは経つと思うけども、皆さんは車がこれまでに何人の命を奪ってきたかを考えた事はある?

コレは車の事を悪く言いたいハナシじゃなくて、元々は移動を楽にしたり、産業の発展の為に作られた車がトップクラスに人の命を奪った物になってしまったと思うんよね。花山も車の運転はするし、ないと生活が困る物だけども、時たまそういう事を考えるのね。

実際に現職で警察官をしていた時に死亡事故の現場に行った事があるんよ。そん時は過失によるモノだったんだけども、ニュースを見ていると故意で轢いたみたいなモノもあるよね。

こういった場合のほとんどは交通関連の法律じゃなくて、刑法の殺人罪だったりが適用されるんだけども、そういったニュースを見るたびに何とも恐ろしい世界だなって思うんよ。だって、道を歩いていたら自分の横を車がビュンビュン走るなんて当たり前じゃん。運転者が何を考えているかなんてコッチからしたら分かんないじゃん。薬でラリってたり、世間に対する憎悪でコチラに車で突っ込んできたらと不毛にも考えてしまうんよ。まぁ、コレは花山の心配性が過ぎるハナシであるんだけども、それほど車の殺傷能力は高いんよね。

普通に考えて日本という国では車は相当強い殺傷能力を持った物なんよね。刃物だったらせいぜい1〜2人くらいが精一杯だし、拳銃だって弾が無くなったら鈍器ぐらいにしか使えんけども、車は次か次へとヤれちゃうからね。

不安を煽る様な事しか書けなくて申し訳ないんだけども、免許さえ持っていれば18歳以上は乗り放題って考えると、車の運転って物凄く善意のもとに成り立っているんだなって思うんよ。

そんな感じで車の殺傷能力が高い事もあって、全く関係のない人を巻き込む無差別事件もあって、それに関しては率直に他人を巻き込むなって思う。そりゃ、それまでの過程で辛い過去があったかもしれんけども、それがなんで無関係の人を傷付ける事に至るんだよって思う。

そこは繋がらんやろ。

百歩譲るとしたら、そういった事をせざるを得なかった元凶を作った人を相手にしろよと思うし、花山はその辺の犯罪心理学に精通しているワケじゃないから何とも言えんけども、さすがに無関係の人を巻き添いにしちゃアカンよね。

YouTubeとかで過去の悲惨な事件を観る事があるんだけども、毎回心がギュッと締め付けられる様な感じになるんよ。ほとんどの場合は複雑な家庭環境だったり、過去にいじめられた経験が犯行に至ったケースが多いんだけども、確かに家庭問題だったり、いじめ問題は社会として解決しなきゃいけない問題だとは思うよ。それに、そんな環境でも真っ当に頑張って生きている人達も大勢いるって事を言うのは多少は乱暴だなっても思うよ。

ただ一つ思うのは、無差別事件が発生した時って最初は事件そのものの内容を中心に報道されるけども、途中から事件の内容というよりかは過去のハナシや経緯ばかりしか報道されなくなるじゃない。そりゃ、大切な要素の一つだけども、アレって愉快犯を助長する事に繋がっていると思うんよ。もし、そういった無差別事件が発生した時に、そんなに大きく事件を取り上げずに、取り上げたとしても事件の内容にフォーカスした感じで報道したら、この世の中に無差別犯が現れる事もそんなになかったと思うんよね。

想像のハナシだから分からんけどね。

こういったニュースを見るたびに正義とは何かって思うんよね。

■まとめ

日々、世界中で無差別に人が殺されてしまう事件が起こっていると考えると、当たり前の様に日常を送れているのはとても幸せな事なんだと感じるんよね。心配したところで何かが変わるワケじゃないし、自分がいつ被害者になるかもしれないなんて考えるのは考えるだけ無駄だと思う。

花山的には花山の知らないところでそういった事が起きている反面、自分には被害が及ぼなかったんだから、毎日当たり前に生きている事に喜びを感じるべきなんだなと思う。

ある日突然、毎日の当たり前が木っ端微塵に吹っ飛んでしまう時が来るかもしれない。だけども、そんな事に不安を感じながら生きるよりも、今日も当たり前の日を送れた事に喜ぶ方が生きてる実感が持てると思う。

何も無神経になったり冷徹になれって思っているワケじゃなくて、この世界で自分一人があらゆる事に心が揺さぶられていたらシンドイなって思うんよ。

毎日、当たり前な日常が過ぎる。こんな嬉しい事なんて他にないよね。

今回は以上となります。
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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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