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アイデア提供:昨日みた夢

数年前にデジカメで好き勝手に撮った何の役にも立たないと思っていた写真が、こんなところで役立つとは……。

それよりもタイトルの通り、私は寝ている時に見た夢がアイデアになることが稀にある。そもそも私は、よく悪夢を見るので、大体夢の中では怖い思いをしたり、ドキドキハラハラしているのだ。ソーセージ工場の見学をしに来たはずが殺しに合いをさせられたり、自分が刑事になって殺人鬼を相手に特殊な掃除機で戦いを挑んだり、船が転覆して命からがら海から顔を出したら複数のサメに囲まれていたりとか、とにかく悪夢の種類は豊富だ。

しかし、私は、残念ながらホラー小説が書けない。ホラー好きだし書いてみたいんだけどうまく書けない。緊迫感が出せないし、怖くならないのだ。なので、いくら悪夢を見ても小説のアイデアに活かせることはなかったし、活かせることはないだろうと思っていた。

それが3日前くらい前に悪夢というかサスペンスっぽい夢を見た。映画を観ている感じで、ジャンルは少年向けのシリアス系のSF(アクションあり)といったところだろうか。SFは好きだけど、シリアス系はほとんど書かないというか、書きたくても書けない。私の文章はとにかくシリアスな話に弱いのだ。

起きてからもその夢が気になったので、小説のアイデアとしてまとめてみた。そうすると余計に書きたくなってくる。しかも長編だし……。少年向けは随分と前に書いてはいたし、読んでもいるので個人的になじみ深いとは思っている。だけど、だからと言ってそう簡単に書けるものでもないしな。

あれこれと考えたけれど、3年ほど前に夢で見た少年向けのアイデアも、眠ったままだ。文字通り夢のまま(ってなに言ってるんだろう)私はあまりにもアイデアを眠らせてしまうと、書きたい気持ちがどんどん薄れるタイプらしい。だから新鮮なうちに書かないと。そう思って、今回の夢はちゃんとしたプロットにしてみた。

それで、昨日まで書きたい気持ちが残っていたら書こうと思って、昨日は4枚ほど書いた。なんだか少年向けも三人称も久々過ぎて戸惑った。でも、やっぱり書きたいし、自分がどうしても読んでみたい。この気持ちが続く間は書いてみようと思う。なのでどこへ応募するかはまだ未定。というか完成するのかなあ。そこが一番の問題だ。


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