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5年前の自分に助けられる。

5年前の自分が目の前に現れて

「今と同じことを近い未来でも悩んでるんだね。ところでめっちゃ太ったね。やだなあ」

……と言われたわけではない。

そうだったら面白いかもしれないが、最後のめっちゃ太ったのくだりはいらん(一人芝居)

ここのところ……とはいえ、2,3日ぐらい。
けっこう落ち込んでいた。

あんまり眠れないし
あ、いや寝てるな。

あんまり食べられ……ごめん、嘘ついた。
食べてる、食べてる。かなり。体重も増えてる。

まあ、そんなこんなで元気じゃん?

話が終わってしまう。

これでも、落ち込んでいたんだよね。
昨日、激しく落ち込んだよね。

誰かに怒ってるとか責めたいとかじゃない。
自分にガッカリしているのだ。

突然だが、私は自己肯定感はわりと普通だ。高いと低いの中間くらい。
しかし、小説に対しての自信は、めちゃくちゃ低い。
自分自身は否定しないが、自分の能力はものすごく疑うし、自信がない人間だ。

なので、自分の小説の能力がどうなのかわからない。
むしろ、めちゃ低いと思っている。
こうやって言うと、書籍になったものを買って読んでくれた方に非常に申し訳ないが。
ただ、とっとと成仏してください!とか、そういうのは、まぐれと、他の方の頑張りでできた、いわゆるラッキーアイテム(?)だと思っている。

だってさ~。
今年ずっと小説は落選してるのよ~。
青い鳥文庫で一次通過しなかったら7連続落ち!
そろそろ笑えないけど、笑っておくしかない!

そんで、いつもなんだか能天気でパッパラパーな嫁(私)が、だいぶ落ち込んでいたもので。
夫もそりゃあ心配した。でもvチューバの動画みながらね。

「最近さあ、千世ちゃん、書いてて楽しくなさそうだよね」

私「そんなこと……」

否定しかけて思い出す。
最近、ツイートしたのは、「疲れた」「この小説は書くのにエネルギーつかう」
こんなことしか言ってない!

楽しんでないなあ。

そりゃあ応募作を書く時は、ずっと楽しみながら、なんて無理だ。
でも、書く時には楽しんだほうがいい。
私の場合は、楽しんで書いた方が面白いと言ってもらえるのだ。

でも、楽しんで書かなきゃ、と思ったら逆に楽しめないのでは?
夜に寝よう寝ようと思っても眠れないみたいな(例えが下手である)

楽しんで書くって、なんだろう……。

なんだか変なループにハマってしまった。
これはもう、Google先生に聞いてみるしかない。
そう思って「小説 書くのが楽しめない」と検索するが、ピンとこない。

それで、久々に自分のブログを読み返してみた。
4,5年前、つまりnoteを書く前は創作のぼやきもそっちに書いてて。
で、ちょうど5年前も似たようなことを書いていた。

沢山応募しているのに、どこの賞も通過できない。
最近、楽しんで書けていない気もする。

こんな内容だった。
まんま今の自分だ!

それで、どうしたかといえば、対処法なんか書いてない!
そりゃそうだ、私のブログだから適当なんだ!

あの時はどうしたっけな~
そんなふうに記憶を手繰り寄せて思い出す。
そうだ、完全に振り切ったんだ。

書く小説をコメディ路線とキャラ重視の方向にもっていき、面白さ重視にした。
そうしたら、それはわりと評価されたのだ。

私が壁にぶつかる時って、キャラとコメディがおざなりになっている時。
でも、それに気づけないままだと、「なんで? なんで? 面白くない?」って焦りまくって、書くんだけど、面白くないんだよね……。

焦りまくって自分が楽しいって思えるジャンルを見失っている人の小説は、たぶん読んでて面白くないだろうなあ。

とはいえ、コメディは自分でもどうしたら良いのか分からない。
むしろこうしたらコメディ面白いよって対策、ないのかもしれないね。
むかーし、とある人に言われたのが

「コメディを書きたいなら、すべること恐れないこと。
 笑える箇所をどんどん入れていけば、読者はどこかでひっかかってくれる」

こんなアドバイスだった。
私は、このアドバイスを胸にコメディを書いている。

だから、コメディに関しては、読む人を笑わせたい気持ちを忘れないこと。
それがあれば、コメディになるのでは?
自分がコメディとして書いたのであれば、それはもうコメディ!

ただ、結局、コメディも自分が楽しく書くのが大事だ。
少なくとも私は、落ち込んでいる時にコメディは書けない。

あとはキャラクターだなあ。
最近、応募作のキャラクターも悪い意味でふわっとしていて……。
良くない!

そんなわけで、5年前の自分に気づかされたのであった。
というか、5年前と同じことを繰り返している。
成長していないのかなーと思う反面、人間だから同じところでつまづくよね!

よくよく考えてみれば、noteの記事を楽しく書けているのは
誰かの評価を気にすることなく、尚且つ、読んだ人が楽しんでくれるように、できればクスッとでも笑ってもらえるように工夫しつつ
そして、何よりも自分がとても楽しんで書けることを目的にしているので
noteのスタンスで応募作も書いたほうがいいのかもしれないな。

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