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98|春の訪れ

 朝の陽かりがきれいだなぁ…と、朝ご飯を食べてすぐに、散歩に出掛けました。いつもと違う方向に。

 近くにある小さな図書館へ。
学習コーナーの椅子に座って、ぐるりと一望できるフロアを見渡すと、おじいちゃん、おばあちゃん。
お母さんに連れられた小さい子。
問題集を解いてる高校?大学?浪人生かな?
わたしとおなじ、勉強か、調べものなどしている中高年…。など、いろいろ…。
なにごともないのに、何だか、風が吹き抜けるように、嬉しくなりました。
もう少し暖かくなったら、お弁当持参で、たくさん来てみよう。楽しみだな〜!…と。

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 アメリカのオレゴン州立大学に留学中、教室で、わたしの前後左右2、3列に座ってる学生たちが、みんな、肌の色や国籍やらが、違う!!!ということに気付いた瞬間がありました。
(Mathematical Science専攻だったので、StatisticsかProbability Theoryか、どちらかの講義だったと思うのですが。ちなみに成績は散々…(笑))

 わたしと同じく留学生の、タイ、クェート(アラブ)、韓国、オーストラリア、台湾、アフリカetc.
アメリカ人でも、中国系、南米系、ヨーロッパ系、ハワイ…etc.
みんな、違う。そして、その列のなかに、わたしもユニーク(日本人ひとり)に存在しているのが、ワクワクして、すごー!!と、顔をキラキラ輝かせて。

 当時、けして流暢な英語が話せる訳ではなかったので、ひとりひとりと仲良くなる…ところまではなかなかいかなかったけれど、その多様な環境がとにかく、最高に嬉しく、ホッと安心もして。
 すれ違ったり、着席するとき目があえば、ニコッと笑って「hey」とか「hi」とか、交し合えることが、楽しく、幸せで。

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 昔、どなたかが、「“ちがい”は、“おなじ”を知るための試金石…」のようなことを…。
なにか、違うこと、や、違い、などを、おそれのきっかけにするのではなく。

 全方位、全方向に広がり出るゆたかな可能性を、まずはゆるして、受けいれて。 
ひとつひとつに、丁寧にきづいて、エネルギーを出し惜しみせず…。広がりある方へ。
 何度でも、その原点に戻って、焦らず、ていねいに。
その土台をゆっくり、仕上げてゆこうと思います。

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 目下、楽しみにとりくみはじめているのが、あらためて、食のこと…。と、英語も、もっと磨いて、100%(!??)使えるように(笑)、仕上げてゆきたいなぁ…。

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